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「秘技…羽衣締め、ですわ」

 

右京の真っ白な太もものやわらかな感触…

決しておれに痛みを感じさせることも無く、無駄な隙間も全く無い。

柔らかい羽衣で締め付けられているかのような錯覚に陥る…

 

 「うあああっ!!!……・んんんっ! ん〜〜!!!……・」

 

あまりの快感に、おれは全身を震わせて抵抗した。

次の瞬間、わめき散らす俺の唇を右京がふさぎこんだ。

「んっ♪………とても大きくて熱いですわ」

俺がおとなしくなったところでいったん口を解放する。

 

完全に手玉に取られている…

肩で息をしているおれを、優しく見下す右京の視線…

 

くそっ、恥ずかしくてまともに視線を合わせられない!!

俺の様子を見ながら満足そうな右京が、おれに静かに囁きかけてくる。

 

(ああぁ…くそ、睨み返せ!!俺!!…)

 

右京の潤んだ瞳に魅入られたおれはますます性感を高められていた。

 

「私の太ももの間で震えてるこの子… 」

 

右京は人差し指と中指を口元に運び、透明な唾液をとろりと絡ませた。

そしてそのまま手を後ろに…回した。

「もっと感じさせてあげてもよろしいでしょうか?」

右京は自分の桃尻から少しだけはみ出した俺の亀頭の先端を、細い指先で弄び始めた!!

 

「では…参ります…」

そっと触れる指先が亀頭に触れると、ゆるゆると甘い蜜を塗り広げはじめた。

あくまでも俺を快感から逃がさない右京の指技。

「初めは優しくとろけるように…」

極上の太ももの感触にくわえて、ぬるぬるの指先による巧みな愛撫…

おれはくノ一の性技の前に理性が吹き飛びそうだった。 

 

 「あぁっ!! そ、そんな……くぅ、うわああああ!!!!」

 

まるで右京に全身を包みこまれえいるかのように、俺は身動きが取れなくなってきていた。

そんな俺をみながら、右京は容赦なく…くにくにと鈴口を撫で始めた。

 

 「ここが感じるのですよね?……」

歯を食いしばっていても手足の先がしびれてくる…

そんな俺の様子に満足そうに微笑む右京。

右京の指先は的確に俺の弱点を責め立てている…

その強烈な刺激に俺の全身が警鐘を鳴らす!

 

「うああああああっ、はなせぇ!!! あっ、あっ…ぐう!!!」

 

おれは気が狂いそうな快感を振り払うために、恥も外聞も無くわめき散らした。

そうでもしなければ脳内が一瞬で桃色に染まってしまう。

 

 

 

「では、もっと右京を感じてください」

 

そんな俺に対しても、右京の優しい責め手が緩むことはなかった。

 影たちにいいように弄ばれ、もはやおれの体力は無に等しかった。

 

 「そろそろ私たちの本気を見せてあげますね…」

 

すると今まで俺の頭部を固定していた右京の左手が頭から離れた。

そして、そのままおれの乳首を責め始め…

左京の左手と、右京の左手が絶妙の連携技でおれの乳首を弄ぶ!

 

「ふふっ、もう漏らしちゃってもいいんだよ?」

 

左京が俺の耳元で甘くささやく…

 

 「ふたりで擦りつけて脱力させてあげますわ。最高に感じる角度で…」

 

おれの乳首を左手でやわやわと弄びながら、右京は右手の指先に力を入れて俺の裏筋部分を高速で擦り始めた!

 

 「ああああああッ!!!!だめ、出るっ…・出ちゃう!!!!!」

 

泣き喚きそうな俺を見て、左京が鈴のように笑い出す。

 

 「ふふっ、天国だな…

 右京の脚に挟まれて、膣に入れられるまでも無くお前は絞り取られちまうのさ…」

 

文字通り、俺の我慢は限界にまで達していた。

「もうイってしまわれますか? 」

早く楽になりたい…右京の指先と太ももに射精したい…

そんな感情だけが俺の脳内を駆け巡っていた!!

 

「…でも駄目ですわ」

 

息を合わせたように右京と左京の責めが止まる。

 

「イきたいですか? そんなにイきたいのなら、ご自分で腰をお振りになってください…うふふっ」

 

限界のところで寸止めされ、俺は思わず右京を見つめてしまう。

 

 「な…そんなこと……!」

 

自分から腰を振るなんて、すでに負けを認めてしまうようなも…

 

「できませんか? ですがもう耐えられないのでしょう?」

 

熱くなった俺自身をほっそりとした指先が這い回る。

右京が僅かに腰を揺らして、太ももで俺の肉棒を扱いてくる。

 

 「うあああ…く、くぅ……ああああ!!!」

 

極上の太ももに擦られ、また俺はイきそうになる。

だがまたしても寸前で右京は腰を止め、俺に射精することを許さない!

 

 「ほらっ、もう限界なんだろ? 我慢しないで、右京の脚に吐き出しちゃいなよ」

 

左手で巧みに乳首を弄びながら、左京が俺の耳を舐めてくる。

 

 「く…ぅ…・・」

 

俺は影たちの誘惑を必死に振り払おうとする。

俺は忍…くのいちなんかに屈するわけには……

 

…すぅっ…

 

「そんな顔しても駄目ですわ」

 

再び右京に裏筋を指先で撫でられ、俺は悲鳴を上げる。

 

「あああああっ! だめっ! そこはぁ!!!」

 

 どんなに強がっても影たちに触れられれば俺は気持ちよくさせられてしまう。

俺の忍としての矜持は、寸止めを繰り返されるうちにどんどん失われていった。

 

 「ふふっ、いい表情になったね。すっかり右京の脚責めに骨抜きになったって顔だよ」

 

おれを押さえ込んでいる左京は楽しそうだ。

 

「どうですか? 私の脚でイきたいですか?」

 

じっと見つめる右京の瞳…こいつの持っている独特の雰囲気は男を自然に狂わせる。

 

おれは……

 

選択肢

 

1.右京にこのままイかされたい 

 

2.ふいに左京のことが気になった 

 

3.お前らなんかに屈しないぞ!! 

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