6.拷問鬼J卿
J卿の姿になった甚兵衛の前に全裸にされた美幸が引き立てられて来た。
部屋の中央には斜めに立てかけられた板がある。J卿はその板に、美幸の左の手の平を釘で打ち付けた。
美幸「ギャアアアー」
J卿は次に右の手の平を釘で打ち付けた。
美幸「やめて下さい!甚兵衛様…私達は仲間ではないですか…」
J卿は無言で、左足の甲を釘で打ち付ける。
美幸「うぎゃああああー」次に右足の甲を打ち付ける。
美幸「ひぐわああああー」美幸は板の上に大の字に張り付けられた。
J卿「さあ、話してもらおうか。ドリセミの奴らはどうやってここに来る?空からか?それとも海からか?」
美幸「知りません。たとえ知っていたとしても、絶対に話しません!」
J卿「そうか…」
J卿は、手下に命じ、大きな機械を持ってこさせた。機械の左右には、二本ずつレールが伸びている。
美幸の体の上にレールがセットされた。
J卿「今からこのレールを通って、お前の体の上に熱せられた鉄球が落ちて来る。苦しまないように、さっさと喋った方がいいぞ」
美幸は無言で身構える。
J卿がハンドルを握って言う「さあ、人間パチンコの始まりだ」
最初の球が、ガラガラとレールを通って落ちてくる。美幸の左の乳房に当たり、ジュッと音を立てて床に落ちた。
美幸「うぐうっ」
球は次々に左右から落ちてきて、胸や腹にぶつかりながら、美幸の体を焼いていく。
球の一個が美幸の左の乳首を直撃し、ジュッと音を立てた。
美幸は大きな悲鳴を上げた。
「ひぐわああー」
球が腹にぶつかり、コロコロ転がりながら、陰部を通り過ぎる。
美幸はまた大きな悲鳴を上げた。
「ぎぃやああああー」
無数の球が、美幸の体にぶつかりながら落ちていく。J卿がハンドルを離し、美幸に聞く「喋るか?」
美幸は肩で息をしながら、目を閉じ黙っている。
J卿がまたハンドルを握る。レールから無数の球が落ちてくる。
美幸「ぎゃああああああ」J卿がハンドルを放し、ぐったりしている美幸に近づいた。
J卿は無造作に美幸の両足の釘を引き抜くと傷から血が吹き出した。次に両手の釘を引き抜いた。美幸は床に倒れ込んだ。
J卿は倒れている美幸を逆海老の状態に縛り上げ、天井から吊した。
手下に目で合図するJ卿。手下が用意したのは、煮え立った湯が入った大きな釜だった。
J卿が美幸に言う「下を見ろ」
美幸が虚ろな目で下を見る。ぐつぐつと湯が音を立てている。
J卿「まだ強情を張り続けるなら、今から、お前をこの煮え立った湯に浸ける。熱いぞ。さあ、どうする?」
美幸は「喋りません…」と覚悟したように呟いた。
美幸を吊ったロープがゆっくりと下がっていく。一瞬、乳首が湯に浸かった。
美幸は「ぎゃっ」と叫び、体を激しくねじった。大きな乳房が激しく揺れた。
ロープが素早く引き上げられた所で、J卿がまた聞いた「喋るか?」
美幸が半狂乱になって答える「喋りません!」
またロープが下がっていく。今度は、乳房がどっぷり湯に浸けられた。
美幸「ぎぎいいぐあああ」激しく体を揺らし、しぶきが飛ぶ。10秒程でロープが引き上げられた。
美幸の乳房は、真っ赤に腫れていた。
美幸は朦朧とした意識の中で考えていた。よう子は子供を作り、どこかに消えた。韓信は、ここ三ヶ月の間、事務所に来ない。
やっと連絡があったと思ったら、『拷巣島を調べろ』の一言だけ。
韓信のチームはバラバラだ。恨みと諦めで、美幸は自暴自棄になった。美幸はゆっくり口を開いた。
「ドリセミグループは…海から…来る…」
J卿が手下に叫ぶ「すぐに島周辺の情報を集めろ!」
手下「たった今、怪しい船が関門海峡を通過したという情報が入りました!」
J卿「それだ!ありったけの船を集め迎え撃て!」
吊された美幸がうわごとのように言った
「たとえ…それを知ってもあなた達は…ドリセミグループに…勝つ事はで…き…な…い」
美幸はがくっと失神した。