肩で息をする俺を見ながら、沙織は妖艶に微笑んだ。
俺は恍惚とした表情で彼女を見つめている。
ゆっくりと焦らすように忍服を脱ぎ始める。
女性としての魅力を保ったまま、見事に鍛え上げられた沙織の肢体が俺の目の前に…
「最初に言ったでしょう?奪ったものは返してもらうって。
あなたが機密情報を思い出せなくなるくらい壊れちゃうまで搾り取ってあげる…」
俺の記憶はいったんそこで途切れ………た…
俺はどうやら…敵を目の前にして一瞬意識を飛ばしてしまったようだ。
もうすでに勝ち誇った表情の沙織がここにいる。
「ふふっ、私の中で抱いてあげるまでにあと何回出しちゃうのかしら?」
おれは…おれはっ!沙織の指技に耐え切れず、達してしまった。
糸傀儡という技のせいで醜態をさらしてしまった!
「触れられてもいないのにあんなになっちゃうなんて…かわいいね」
男としての誇りを、容赦なく踏みにじる沙織の言葉。
「うるさいっ! 黙ってきい…んああああぁぁぁっ!!!」
侮辱の言葉に反論しようとするおれの股間に手を伸ばし、敏感な亀頭をいたぶりながら沙織は俺の言葉を遮ってくる。
「まだ何か言いたいのかしら?」
腰を捻って逃げようとしても、快感をつむぎだす沙織の指先から逃れられないっ!
しかし、忍としても男としてもこんな状況を受け入れるわけにはいかない。
おれは拘束されて、なおかつ沙織は妖しい薬を使用しているのだ。
卑怯な敵の技に屈してしまったのは事実ではあるが恥ではない。
ここからは絶対に堪えてみせる。
そして男としての誇りを取り戻すと共に、こいつらの隙を見つけて必ずや逃げ切ってやるのだ。
俺は密かに反撃を決意した。
怒りで血管が切れる音が聞こえそうな視線で沙織をにらみつける。
「まあ、元気が良くていいわね。男はそうじゃないとね…」
沙織は指先についている糸を難なく外すと、俺の股間にも息を吹きかけて銀の糸玉を吹き飛ばした。
「じゃあ今度は私が直接しごいてあげるわ。さらにお漏らしさせてあげる」
俺の目の前で沙織が手の平を握ったり開いたりしている。
そして忍服の袖から、なにかねっとりとした液体を取り出して手の平になじませる。
うっすらと光沢を放つ沙織の指先。
「ごめんね、…あんまり手加減できないかも? あなたのさっきの声で、私も感じちゃってるから」
さっきはこの指先につながった糸だけでおれを射精させた沙織…
その魔性の指技が今度は直に俺自身を襲うのだ。
俺は気を引き締めなおした。
そして思い切った提案をしてみた。
「ずるいぞ沙織! 俺と…勝負しろ!!」
少し驚きの表情を見せる沙織。
しかし次の瞬間、余裕の笑顔を見せる。
「私と性技で対決できると思ってるの? あきれたわね…あれだけ無様に射精しちゃったのに」
「ええい、だまれっ! あれはお前に拘束されて、毒も盛られていたからだ。
普段なら、性技といえども、おれはお前らに遅れを取ることは無いっ」
俺は力強く言い切った。
正直なところ、くのいちと性技比べで勝てる気はしない。
しかし今ならやつらの隙を見つければ、得意の土盾の術で身を隠して逃げ切れると考えている。
「あら…くのいちに対して、この上ない侮辱ね。 でもいいわ。その挑発に乗ってあげる♪」
沙織は面白いものを見るような目で俺を見つめている。
「あなたに選ばせてあげるわ…」
選択肢
1・体の自由を奪われたままでの耐久戦
2・体の拘束を解いての挿入で勝負
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