殺し屋
薄暗い下水道の中で3人は またもウノをやっていた。
暗闇から大きな影がゆっくり近づいて来た。
明かりに照らされ、影の正体が明らかになった。
2メートルは あると思われる痩せた大男だった。腕が異様に長い。
韓信 「あんた、誰?」
大男 「私は殺し屋です。人は私を蜘蛛と呼びます。」
韓信 「マフィアに頼まれて来たの?」
蜘蛛 「いいえ、私一人の意思で参りました。あなたたち、殺し屋ですよね。
私はあなたたちにとても興味があります。」
一同 「違うよー!」
蜘蛛 「隠してもわかります。あなたたちを殺して、私の殺しのリストに加えたい。」
韓信は木刀に手をかけたが蜘蛛の長い手はそれを素早く払った。
そしてネックハンギングで韓信を吊り上げた。
シータが救いに入ろうとしたが、メーティスに止められた。
メーティスは、韓信の力を見極めようとしていた…