キミはパイにキスをしたいから、目を瞑っていて欲しいと頼んだ。
「あ、ウン……え、えっと優しくお願いします……」
初々しいことを言うパイに一瞬ドキッとしてしまう自分がいたが、それをどうにか堪え、キミはパイから牢屋の鍵を取ると、そのまま牢屋の外に出て、パイを閉じ込めてしまった。
「あうっ!?」
騙されたことを知ったパイは鉄格子をつかんで、言う。
「だ、ダメだよ……っ! こんなことしたら――キミはボクの旦那様候補として連れてきたんだからっ! だ、脱走なんてしたら、キミがみんなに狙われるよ! みんな人間を殺すまで搾り取っても何にも感じないんだから!」
パイは本気でキミを心配しているようだ……
でも、ここから脱出しなければならない。 キミはパイに謝罪しつつ、外へ出た。一刻も早く、この塔から外へ出る為に――
次の階へ進む。
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