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たった一人の門番・・・しかも弱そうな少女。

しかしなんとなく・・・やばい!!

マルクの頭脳に理性のきらめきが走った。

明らかに弱そうな敵というのはこちらの思い込みで、
実は強いから一人しかいないのではないか???

二人の衛兵よりも一人の女の子のほうが不気味に感じたマルクは、
ウィルから授けられたアイテムの一つをためらい無く身にまとった。


マルクは「そよ風のマント」を使った!
次の瞬間マルクの体は半透明になり、まるでそよ風のように周りから気づかれなくなった。
このアイテムの効用は、目の見えない敵には通用しない。
また、自分の呼吸や足音や声などは完全に消すことが出来ない。


しっかりとマントを羽織ったマルクは、できるだけ慎重に少女に近づいていった。
大きな門の前にいる少女は遠めで見ていたとおりに細い体をしていたが、端正な顔立ちをしていた。
少し吊り目っぽい大きな瞳、長いまつげと肩より少し長い黒髪・・・そして意外にもバストはDカップ以上のように見えた。

少女は建物の門の前に立っている。
中に入るには彼女の目の前を通過しなくてはならない。

マルクは近くに転がっている石をそっと握り締め、遠くの草むらに投げ込んだ。

ガサッ!!!


比較的大きな物音に、少女がビクンと反応する。
そしてゆっくりと草むらに近づいていくのと同時に、
息を殺したままでマルクは建物内部に忍び込んだ。

(我ながら完璧だ・・・!)

マルクは内心で笑いながら先を急いだ。
遠くで草むらを探索する少女の姿が見えた。

建物は城とか宮殿というのにふさわしい装飾が施されていた。
じゅうたんを踏みしめながらリィナの居場所を探すマルク・・・




「こちらミウ。ただいま侵入者が一名・・・・・・」

遠くの草むらで少女がポツリとつぶやいた。





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