ライムとの激戦で消耗した体力を取り戻した僕は、
自分の上で気絶しているライムを押しのけて立ち上がった。
「よいしょ……お休みのところ悪いね……」
ころん、と転がるライムに部屋の窓のカーテンをもぎとってかぶせてやった。
敵とはいえ女性を裸のまま転がすのは気が引けた。
でも、まいったなぁ……スライムリングが無くなっちゃった。
もう二度とルル達とコンタクトできないと思うと残念だ。
「ん〜〜〜……やっぱり、やさしいのね。
この身体をそのまま放置しておいてもいいのに……」
突然、ライムがしゃべりだした!
彼女は人間とスライムのハーフだから、イカせても消えないんだっけ。
でも今の僕では復活したライムを迎え撃てない。どうする!?
「ありがとう、おにいちゃ〜ん!」
彼女は勢いよく立ち上がると、僕に抱きついてきた。
「えっ……この感じはもしかして……??」
人懐っこい笑顔で僕に頬を寄せてくる。
「そうだよ、ルルだよ。
他の二人も中にいるよ〜 私たちでこの人の身体を操ってるの」
お、驚いた……そんなこともできるのか。
ルルは続けて僕に話す。
「そのかわり、操っている間はこの身体でから抜けられないから。
それに、ライムさん自身はお兄ちゃんにやられて悔しがってるみたい」
スライムリングは消えたけど、気絶したライムの精神をリングの中の3人が乗っ取ったわけだ。
「ここからは私たちがお兄ちゃんをサポートしてあげるよ!
けっこう力になれると思うよ。この身体、すごく強いみたいだし?」
ライム(の身体)を味方につけ、思いがけず2人のパーティーになった。
よし、急いで宮殿の奥を目指そう!!
僕らはこの部屋をあとにした。
以前僕がスライムバスター昇進試験を受けた場所よりも奥に、神官長ミサの部屋がある。
僕らは周囲の様子を見ながら中に入ってみた。
すでに2人の女性が倒されていた。
彼女たちはおそらくショートとミディアム……僕の試験官だった神官たちだ。
近寄って状態を確認する。ぐったりしているが、息はある。
「あ、あなたは! お願い、助けてください……神官長さまが……うぅっ」
僕に気づいたショートが、涙を浮かべて助けを求めている。
「この奥の隠し扉から神殿の地下にいけます。
今回のこの騒ぎは、淫魔たちがひそかに地下礼拝堂に侵入して、悪魔を寄り付かせない結界を破ったことが原因です」
ミディアムのほうは依然として気絶したままだ。
泣きながらショートが話を続ける。
「それに気づいた神官長さまが地下に入られた直後、淫魔の少女がやってきて……私たち二人で応戦したのですが、まるで歯が立ちませんでした」
二人を倒した淫魔は少女の姿をしているらしい。
しかし、この二人の神官もかなり高レベルだ。
それを簡単に倒してしまうほどの実力……急がないと神官長があぶない!
僕らは隠し扉を通じて神殿の地下へ向かった。
「大神官ミサ、なかなかしぶとい方ですわね……私の『淫夢の呪文』にも耐え切ろうとしている」
少女がポツリとつぶやく。ここは地下の礼拝堂。
魔力によって十字架に貼り付けられた長い髪の美女が、眉間にしわを寄せて『何か』と戦っている。
神官長ミサはここにいた。
その周りを長い髪の少女が腕組みをしながらコツコツと歩き回っている。
見たところ、13歳〜15歳といったところか……しかし少女の瞳からは強大な魔力を感じる。
「さっさとイってしまえばいいのに、あなたが無駄な抵抗をするおかげで結界の封印が完全に解けないのですよ。
まあいいです……今から素直に快感を受け入れさせてあげます」
ミサの頭の中には、人間の常識を超えた淫魔の責めがグルグルと渦巻いている。
彼女が並みの精神力であるならば、とっくに昇天してしまっているだろう。
少女の人差し指がミサの股間を指差すと、ゆっくりとミサの脚が開かれた。
「な、なにをする……やめなさい!…………あぁぁぁぁっ!!」
きゅいぃぃぃっ……
ミサは潤んだ目で少女をにらみつけるが、少女は何のためらいもなくミサのクリトリスをつまみあげた。
「こんなに濡らして恥ずかしくないの? ふふふっ、大神官ミサ……」
とろり、と指先に付いたミサの愛液を少女は淫らに舐めまわす。
「たっぷり辱めてあげますわ。今から直接私が触ってあげる。
たっぷりと魔力を乗せた人差し指で、あなたの感じるところを貫いてあげるわ」
ポゥ……っと少女の指がぼんやりと光を放ち、ミサの秘所に近づいていく。
くちゅっ、ツププッ
少女の細い指先が少しだけ入ったところで、ミサの身体がビクンっと跳ねる。
「や、やめて……おねがい……誰か、誰か助けて〜〜!!!」
ツプゥッ……ずぷぷぷ……
少女の顔に冷たい笑みがこぼれる。
ミサの願いを無視して指を全て埋め込もうとしたその時、礼拝堂の扉が勢いよく開いた。
振り向いた少女の瞳に、自分の腹心の部下・ライムと見慣れない男が立っていた。
「あら……ずいぶん早かったですね。もう上にいる戦士たちを全滅させたのですか?」
神官長・ミサへの責めを一時中断して、少女が微笑んでライムに尋ねる。
「あなたの隣にいるのは新しい餌なのかしら?」
チャンスだ!
少女はライムが精神を乗っ取られてることに気づいていない!!
「はい、上の戦士たちは私が片付けました。
そしてこの男は新しい餌として連れてまいりました。ぜひご賞味ください」
さらにライムが少女に向かって状況を報告する。
ルルも迫真の演技だ……隙を見つけて、敵のボスを叩こうという考えだな。
僕もその作戦に賛成だ。
ここは不意打ちを食らわせて一気に片付けよう。
何も言わずに、僕は少女が近づいてくるのを待った。
射程距離までもう少し……
少女の腕を掴んで、ちょっとかわいそうだけど一気に貫いてやると考えていると
いきなり後ろから両手を羽交い絞めにされた!!
(ル、ルル? そこまでしなくてもいいよ)
ぼくは振り向いてライムの身体を動かしているルルにささやいた……が……
「うふふっ、おめでたいのね……いつまでも身体を奪われたままだと思って?」
ライムの瞳には、ルルのような慈愛の光はなくなっていた。
「そ、その声……そのしゃべり方……まさか!!」
ライムは妖艶に微笑んで僕にささやく。
「ウィル、本当に気づいてなかったの?
ここは魔法陣が敷かれているでしょ。私の意識を抑えていたあの子達の力も弱まるのよ」
ライムは僕とともに後ろにのけぞって倒れた。
そして素早く僕の両足に自分の脚を絡めて僕を拘束した。
僕は少女に対して、大の字で寝転がっている状態だ……やばい!!
「私がウィルを動けないようにしておりますので……あとは存分に」
頭を振って抵抗してみるが、ライムの拘束は思いのほか堅くて解けそうもない。
正直、ピンチだ……
「うふ、いいわよ。ライムもご苦労様でしたね……」
少女がふわりと僕の体に跨り、僕の胸に顔を近づける。
そしてペロッと乳首を一舐めする。
「あひいぃぃっ!!!」
とたんに僕を襲う快感の電流。
そう、たった一舐め……それだけなのに僕の体は歓喜に打ち震えている。
「気に入っていただけたかしら? ライムよりも気持ちいいですか? 私のキス」
気を良くした少女が、僕の両乳首を指で転がしながらキスをする。
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ペロ……
ぷちゅ、ちゅちゅ……レロレロ……じゅ、ちゅううううう
「くっ、はぁ……そ、そこは……はあああああぁっ!!!」
胸板だけでなくお腹や肩全体をくまなくキスされて、僕は乳首だけでなく全身に熱が回る。
そして少女は僕に熱い口づけをする。
リップスのキスと同じくらい濃厚だ……脳が痺れる。
「こんな小さな私に舐められていっぱい感じちゃうなんて、ロリなんですね? ふふっ」
僕がロリ?少女の言葉責めが頭を鈍くさせる……
さらに少女は僕のペニスをやわやわともてあそぶ。
指で輪を作り、僕のペニスをしなやかに上下運動する少女の指。
「それにペニスもこんなに……ロリでマゾなんて、責め甲斐がありますね」
少女の甘美な責めが、僕の警戒心や抵抗力を奪い去っていく。
拘束されていた僕の腕がダラリと力なく床に落ちた。
「ライム、もう離してあげなさい。この子は動けないわ」
その言葉を聞いて、僕を抑え付けていたライムが拘束を解く。
少女の言葉どおり、まったく動きが取れない。
動く意志すら彼女にとろけさせられてしまった。
そして少女は僕のペニスを掴み、僕にかぶさるようにして柔らかい太ももで挟み込んだ。
「これもあなたに気に入ってもらえると思いますよ? ふふっ♪」
そのまま小刻みに足を前後させる。
ゆっくりと焦らすように僕の快感を引き出してくる。
「あぁっ……」
すべすべの少女の肌が、僕のペニスを優しく挟み込んですりおろす!
彼女の足の動きにあわせて腰がよじれそうになるのを必死でガマンする。
「気持ちいいですか? ガマンしているようですけど、本当はイきたいのですよね?」
絶妙な素股攻撃に僕はドクドクとガマン汁を流してしまう。
首を弱々しく横に振る僕。
「かわいそうに、ガマンなさってるのね」
規則的にゆっくりと優しく動く彼女の足に、僕は逆らうこともできずどんどんと高められていく……
彼女の足が亀頭だけを包み込み、微妙にバイブレーションしてくる。
いよいよ僕を射精させようというのか……
「……でも、もう夢見心地みたいですね。そろそろイってもらいましょう」
そして、少女の足がほんの少しだけキュキュッと僕全体を締め付けた。
同時に彼女の指が僕の乳首をくすぐる。
「はい、おしまいです♪」
一瞬の強い刺激に、成す術もなく射精感が込み上げてくる。
腰がカクカクと動き始める僕の上で、少女が無邪気に微笑む。
「この刺激、絶対ガマンできませんよ? ふふふっ」
少女の言うとおり……くそ、ガマンする力が追いつかない!
「あっ……ああっ……!! うああああああああああああ!!!!!」
出る、出ちゃう〜〜〜!!
ぴゅぴゅ、どぴゅどぴゅぴゅぴゅ〜〜〜
(あぁ……)
長い射精がおわり、深いため息をつく僕。
「ごちそうさま。でも、休ませないですよ?」
少女の素股だけで僕は無様にも達してしまった。
吐き出された精液は、少女の手のひらに吸収されてゆく。
「まだ味見ですから……♪」
「ぅうう……! あっ、ああっ!! まって……!!!」
僕の体内を強烈な快感の余韻が駆け巡っている。
素股攻撃を受けて射精してしまった僕のペニスを少女は両手で楽しそうに弄んでいる。
ニチュッ♪……ニチャッ、ニチャ……クシュクジュ……♪
「くすっ、そんなに気持ちいいですか? まだまだこちらは元気のようですけど」
精液をローション代わりにして射精直後の敏感なペニスをいたぶられ、
身悶えする僕を少女が見下すような口調で嘲笑する。
「素股だけでこんなに感じてもらえるなんて……
わたしの膣の中にお入りになったら、気絶してしまうかもしれませんわね? 楽しみです」
僕の顔の脇に両膝をついて、少女はマンコを見せ付けながら後ろ手で僕を責めまくる。
甘い香りが僕の顔中を包み……さらに意識が遠のいてくる。
「ふぁっ、ううぅ……ま、まってくれ……敏感になってる!!」
くそ、こいつは一体何者なんだ!?
「ダメです。休ませないといったでしょう?」
ライムも強敵だったが、さらに数段階上のレベルにいる少女に僕は戦慄した。
「私の膣で嬲って差し上げる前に、もう少し遊んであげましょう」
少女は正常位に体位を変えると、その小さな右手で僕の亀頭をやさしくつまみ上げる。
「次は手加減してあげますわ。片手だけであなたを屈服させて見せます」
か、完全になめられている!! 僕は少女をにらみつけた。
「悔しいですか?」
少女は僕の目を優しく見つめながら、チュクチュクと亀頭に刺激を重ねる。
再びガマンしがたい刺激に、ジワジワと追い詰められる僕。
「そんなに感じまくっているあなたに睨まれてもぜんぜん怖くないですよ」
まるで僕の感じ方を観察するかのように、少女はペニスには一切視線を送らない。
「ぐあぁ……うううぁっ、この程度じゃ屈しないぞ!」
無理して強がりを言う僕に、あくまでも優しい少女の言葉。
「そうですよね。あなたはとても強いお方…………」
少女はカリ首の辺りを執拗にクニクニと指で弾いてくる。
僕が一番感じるポイントを重点的に責め続ける少女。
手コキに耐えるなんて、バトルファックの基本中の基本なのだが……
あまりにも滑らかな動きに僕は魅了されてしまう。
にちゅっ……にちゅ、くちゅ……
「私の右手の愛撫に10秒以上耐える男性など、なかなかいませんから。 ご立派ですわ」
彼女の言葉を聞いて、チラリと自分のペニスを見つめてしまう……
少女の白魚のような中指と人差し指が、僕のペニスを挟み込んでひねり回している!
「うふふ、見てしまいましたね? 私の指の動きは、見たものを虜にするのです……」
その言葉どおり僕は固まっていた。
くそっ、視線がそらせない!
「だいじょうぶです、徹底的に高めて差し上げますが……亀頭だけの愛撫ですから射精は出来ません」
それを聞いてほっとする僕……まて、なぜほっとするんだ!?
自分の思考力が、彼女に支配されていくのを僕は気づけない。
少女は相変わらず優しく僕を見つめる。
「もうしばらくしますと、亀頭の快感が頂点に達しますわ。そうなったら……」
亀頭しか触られていないのに、腰からつま先までがジンジンと痺れて感覚が無くなってきている。
得体の知れない恐怖と、少女がもたらす快感に僕は怯えていた。
「あなたのペニスを私の膣でパクッと食べてあげます。
こんな幼い姿の私に、あなたは食べられてしまうのです……興奮しますか?」
ぼ、僕はロリじゃない!!と思いつつペニスが敏感に反応してしまう。
僕の脇でバトルを見ているライムが口を開く。
「そのお方にペニスを入れられることを光栄に思いなさい。おそらくあなた、瞬殺されちゃうわよ? ふふふっ……」
ライムの言葉を僕が聞いている間にも、少女の亀頭愛撫は続いている。
僕は自分の下半身に違和感を覚えていた。
「さて、そろそろいいでしょう。私の中に迎え入れて差し上げますわ」
少女は僕に自分の右手を見せ付ける。
その細い指先は、僕のガマン汁でどろどろになっていた。
「今からあなたを包み込んで差し上げますわ」
知らないうちにこんなに搾り取られていたなんて信じられない。
僕の耳元で少女がささやく。
「最初はやわらかく……中に全て入ったら、根元から先っぽまでトロトロに抱きしめてあげます」
そしてその言葉は、どこまでも甘く僕の心にしみこむ……のだ。
この少女の声は男の心を無防備にしてしまう……僕の心を深く魅了する。
「ガマンしようなんて考えなくていいのですよ?さっきの素股と違って、今度は一瞬もガマンなんてさせませんから」
天使のような微笑……僕は恍惚感とともに彼女を見つめていた。
「……あなたの全てを私の膣に捧げてくださいね」
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