(・・・な、なんでバレたんだ!?)
しばらくの間、僕は美咲さんの視線をはずすことが出来なかった。
しゃがみこんだままの僕を上から見下ろす彼女。
実際の身長差はそれほどでもないのに圧倒的な威圧感。
美咲さんのクールな視線に僕は屈服していた。
「ぼ、僕は見てないよ!な、なにも」
「本当?」
「美咲さんのことは昨日見てないよ!!」
「ふーん、そう」
コツコツとヒールの音をさせながら僕の背後に回る彼女。
そして僕の右頬に顔を寄せてきた。
ふうううぅぅ・・・
「ひゃぁ!!」
耳元に流される甘い吐息。
一瞬だけびくっと体を震わせてしまった。
ますます身動きが取れなくなる僕・・・
「自分から言っちゃったね、伊藤くん」
「えっ」
な、何かミスしたのか・・・!?
さっきの問いかけを思い返していると、美咲さんが耳元でささやいてきた!
「探し物じゃなくて『私をここで見なかった』・・・って、どういうこと?」
(あっ・・・)
まだ頭が混乱していてうまくまとまらない。
しかし彼女に気付かれたのは事実だ・・・昨日僕が情事を盗み見ていたことを。
でもまだ僕は何も言ってないぞ!!
「あら・・・白状しない気なの?」
「・・・」
「じゃあ無理やりでも言わせちゃおうかな」
唇をかみ締めてうつむく僕を見て、美咲さんがニヤリと微笑んだ。
「昨日のことは黙っていてほしいの・・・」
僕の背中を抱きしめながら甘くささやいてくる。
しゅるしゅるという布がこすれる音がする。
器用にスカーフをはずし、ブラウスを脱いでいる!?
「ねぇ、私のお願い・・・聞いてもらえないのかしら?」
背中にぬくもりと興奮を感じながら、僕はまったく動けないでいた。
美咲さんからの問いかけにも応えられないほどの緊張で、今の自分の置かれている状況を把握できないでいた。
「けっこう伊藤くんって強情なのね。わかったわ」
なかなか素直に要求に応えない僕を見て苛立ったのか、彼女の口調が冷たく変化する。
「じゃあ私もあなたの弱みを握らせてもらうわ」
彼女はそういいながら手馴れた手つきで僕のワイシャツのボタンをはずし始めた!
あっという間に僕の上半身が裸にされてしまった!!
「ちょ、ちょっと・・・駄目だよ、美咲さん」
突然の展開に戸惑う僕を見て、彼女が不適に微笑む。
「別に助けを呼んでもいいわよ。でも、そうなると困るのはあなたよね?」
「な、なんで・・・ああああぁぁ!!」
しゃがみこんだ姿勢を崩された僕は背後にいる彼女に身を預けている状態だ。
すべすべの手のひらが僕の胸板を優しく揉みまわす。
乳首を弄ばれ、きれいな指先でカリカリされる。
「くすっ、この状況をどうやって他人に説明するつもりかしら? 『資料を整理していたら美咲優子に犯されました。助けてください』って誰かに言える?」
すでにビンビンのペニスには触れず、滑らかな手つきで僕の上半身を愛撫・・・いや、犯す彼女。
息が荒くなった僕はなんとかその危険な誘惑から逃れようとするがすでに幾重にも絡みついた快感から抜け出せないでいた。
「それに伊藤くん、いつも私を見ていたでしょ・・・」
甘いテクニックですっかり火照った僕を見て、ゆうゆうとズボンのベルトをはずす彼女。
相手はスカーフを取ってブラウスをはずしただけだというのに僕はすでに半裸・・・男として恥ずかしいし、悔しい。
「見ているだけじゃなく、夜のオカズにしてたんじゃないの?」
いたずらな瞳が僕を覗き込む。自然に僕の顔が真っ赤に染まる。
一番聞いてほしくなかったことを聞かれてしまった・・・
僕は平常心を装うために深呼吸をしようとした。
「ん、んくううぅぅ!!!」
突然、唇が重ねられた。
呼吸が乱され、何も考えることが出来ない
意識がとろけてしまいそうなキスを僕にしながら、美咲さんは僕の心の動揺を見透かしていた。
「ふふっ、図星ね・・・」
細い糸を引きながら解放される唇。
数秒間意識が途切れた僕のズボンの内部に彼女の手が侵入してきた!
そして亀頭を探り当てると、柔らかく握り締めてきた!!
「あうっ!! 美咲さんっ・・・やめてぇ!!!」
しかし彼女の指先の動きはどんどん激しくなっていく。
それにつられて僕の呼吸はどうしようもなく乱れた。
指先が根本のほうに降りて来て・・・再び亀頭に登りつめる。
爪の先で優しく引っかかれたり、強めに弾かれたり・・・僕は彼女の指先に支配されかけていた。
「その声聞いてるとゾクゾクしてきちゃう。伊藤くん、絶対マゾよね?」
「そんなことないっ・・・ああん!!」
「ふふっ、無理やり言わせるっていったでしょう? あなたを骨抜きにしてあげる。私に逆らえないようにしてあげる。」
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