姫祭り (画:時空戦士さん 文章:11−47)
あかりをつけましょBFに〜♪
お花をなめましょクリトリス〜♪
「なんだ? あの歌は」
僕の部屋にいる淫魔が眉をひそめた。
そういえばきょうは雛祭り。
桃の節句だ。
「人間たちの発情祭りか?」
こちらを向いてクソマジメに問掛けてくる淫魔の表情がまたおかしい。
僕は彼女に向かって丁寧に説明した。
異文化交流は真面目にやらないといけない。
一通りの説明をおとなしくフムフムと聞いていた淫魔だったが、雛人形を見たいと言い出した。
ちょうどここから歩いて20分くらいのところに人形の卸問屋がある。
散歩がてら淫魔をつれて僕は外に出た。
「おお、あれか! 美しいものだな」
金屏風の前に鎮座する人形を見て淫魔が感嘆の声を上げた。
どうやら美しいと感じてくれたらしい。
「だが、女の数に比べて男の数が少ないな!けしからん」
細かいところに目を配る淫魔。
そこでまたさっきの歌が店内に流れてきた。
そしてアナウンス。
「本日はお忙しい中のご来店誠にありがとうございます。ただいまより15分間はBFタイムとさせていただきます」
な、なんだそれは!?
さらにアナウンスは続く。
「各コーナーに控えているBF姫を性技でノックアウトしたお客様にはステキな豪華賞品を進呈いたします」
「ほう…なかなか粋な店だな」
淫魔はすでにノリノリだが、ちょっと待て! なんだBF姫って!!
「なお、本日はひな祭り本番です。BF姫たちのステータスが普段の33%アップとなりますのでご注意ください」
「これは気を引き締めてかからんとダメなようだなっ!」
淫魔よ…お前はその意味がわかってるのか?
僕にはまったくわかりません。なにが33%アップするんだ。
「お客様の白酒、いただきまーす!」
「ぶはあぁっ!!!!」
ブツブツ言ってる僕の背後から突然一人の女性が飛び掛ってきた。
背中からタックルされた僕は前方にバターンと倒れた。
フロアの絨毯のおかげでぜんぜん痛くなかったが…
「急に何を……はうぅぅぅ!」
「きゃはっ」
倒れた僕の左肩がグイっと持ち上げられ、そのまま仰向けにされてしまった!
僕の目の前には女子中学生くらいの可愛らしい…姫?
「き、きみはお店の人!?」
「ううん、違うよー。あたしは三人姦女の一人・舞姫!」
ダメだ……完全になりきりだ、この娘。
でも確かに可愛いな。
真っ黒な髪をふたつに分けて、白いリボンで結んでいる。
胸はまだ発育中だけど、むしろ危うい魅力が漂ってる!
「このロリコンめ…」
淫魔の野次も気にならない。
女の子らしい赤とオレンジの着物がとてもよく似合ってる。
本当に三人官女がひな壇から抜け出してきたみたいに可愛い!
「ふふっ、あたしにBFで勝てたら、鶴姫さまへの挑戦権をあげるよぉ」
「つ、つるひめぇ!?」
なんか間抜けな名前だけど、何でもいいや。
レッツ、バトルファーック!!!
さっさと服を脱いだ僕の前には、まだ着衣のままの舞姫がいる。
「舞姫……舞ちゃんでいいのかな?」
「うん、いいよー」
僕が本気っぽいのを確認したのか、彼女も肩をずらして着物を脱ぎ始めた。
ちらっと露出した肌の白さがまぶしい。
「ねぇ、脱がせて?」
流し目の彼女を見ていたらドキドキが増してきた。
僕はそっと彼女の肩に手をかけた。
「あん……上手ぅ」
着物をゆっくりと脱がせながら決め細やかな肌に触れ、指先を這わせる。
かすかにもらす喘ぎ声までどこか上品に感じる。
舞ちゃんの上半身がむき出しになったところで、僕は脱がすのをやめた。
そして彼女を押し倒しておもむろにその細い足をM字に開脚させた!
(一気に決めてやる!)
何かにとりつかれたかのように秘所に手を伸ばす僕。
かなり恥ずかしそうな表情はしていたが、舞ちゃんも本気で嫌がってはいないようだ。
手を伸ばした先はすでにしっとりと濡れていた。
痛くしないように指先を泳がせる。
「触るよ……いい?」
コクンと頷く舞ちゃん。
クチョッ……ピチュ…
「きゃうっ」
「あっ、ごめんっ!」
小さな体がビクンと跳ねた拍子に忍ばせた中指がさらに深く突き刺さる!
「すごい! すごくい、いいー! 上手だよぉっ…」
「わわわっ!」
ぎゅっと閉じられる太もも。
舞ちゃんは僕の腕をきつく締め付けたまま体を前に押し倒してきた。
「えいっ」
少女の髪が鼻先に突きつけられる。
ふわん、とした空気の流れに手の動きを止めてしまう。
(あっ、いいにおい…)
舞ちゃんの髪は少し桃の香りがした。
「うっとりしちゃってる。かわいー♪」
「ふっ……くぅ…」
なぜだか知らないけど体の自由が利かない。
ゆっくりと僕の手を押さえ込む舞ちゃん。
「ねえ? おちんちんに触れずに挿入されたことあるぅ?」
僕が弱々しく首を振ると、舞ちゃんはとても嬉しそうな顔をした。
「じゃあ、初体験させてあげるねっ」
選択肢
1・初体験させてもらう
2・彼女に勝ってやる!
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