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ラッキーパンチでダウンを取られた奈緒はカウント8になるまで片膝をついて加藤を睨んでいた。
加藤のほうも少し自信を取り戻したようで、奈緒に向かって威嚇するようにシャドーをしている。

「さっさと立てよ、オラ」

ステルス加藤の挑発に、奈緒の美しい顔が怒りでキュッと引き締まる。
一方的に嬲られるはずの加藤が自分を転倒させたという事実。

(もう・・・許さないっ!)

彼女の怒りを一瞬で頂点に導くには充分な屈辱感だった。
レフェリーが試合の再開を宣言すると同時に、奈緒は一瞬で加藤との距離を潰した!

「なっ!?」

「・・・終わりにしてあげるっ」

「は、はなれろよっ!」

ボヒュッ

加藤のキレのある右ジャブを難なくかいくぐり、クロスカウンターを放つ奈緒。
しかしその拳の向かった先は彼の顔面ではなく右上腕部だった!

バシイィィン!!

「があああああっ」

「あら、痛かったの?」

加藤に残された唯一の武器をへし折らんとする奈緒の一撃。
グローブが加藤の右腕の表面を削り取るように食い込んだのもつかの間、奈緒は素早く重心を移動させて右足を強く踏み込んだ。

「私の必殺技、あげるっ!!」

もはや動かない加藤の左腕の下から襲い掛かる奈緒の右拳。
踏み込んだ右足の真下から立ち上るそのパンチは「スマッシュ」と呼ばれている。
実際には奈緒の腰から胸の間付近から右拳が伸びてくるのだが・・・

ゴギイィッ・・・

加藤はただでさえパンチの出所が見えにくいスマッシュを無防備な状態で食らってしまった。
しかも奈緒の利き腕である右のスマッシュである。
加藤との体重差は実に15kg以上ではあったが、彼の体を浮き上がらせるには充分な一撃だった!

「ぶぐっ、はああぁ・・・」

首から上を吹き飛ばされたような衝撃が加藤を襲う。
ここまで実力差があるとは彼もジムの会長も試合前は想像していなかった。

一瞬浮き上がった加藤の足が再びマットに着地した。
そのとき加藤は・・・


選択肢

1・もう無理だ。奈緒に勝利することをあきらめた。


2・絶対あきらめない!! 不屈の闘志で意識をつないだ。



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