深い霧の中をふわふわと漂っているように、僕の意識はあいまいな世界の中でどこに向かうでもなく流されている。
しかし急に暗闇に光が差し込んで手足の感覚や頭の中がはっきりしてきて・・・
「んふぅ・・・んん!!!」
僕は息苦しさと共に意識を取り戻した。
でも初めに感じたのはとてもよい香りだった。
これは何の香りだっけ・・・思い出せないままゆっくり目を開く。
「ふふっ、リンくんやっとお目覚めだね?」
僕の目の前には髪を解いた麻衣さんが優しく微笑んでいた。
さっきまでの髪を結んだスタイルよりもお姉さんに見える。
しかもなぜか逆さ・・・!?
そのままゆっくり麻衣さんの顔が近づいてきて、
プチュッ♪
優しいバードキスの後にさっきのいい香りがした。
「キスってなんだかはずかしいよね?」
少し頬を赤く染める麻衣さん。仕事とはいえ、こういう女性の仕草は男心を満足させる。
どうやら膝枕をされながら顔を覗き込まれていたようだ。
「心配しちゃったわ。でもあんなに激しく感じてくれるなんて・・・私も嬉しいよ」
意識を失っていた僕を麻衣さんが優しく抱いていてくれたようだ。
しかも時折キスをまぶしながら。
まだまだ腰がふらつく僕を支えるように、麻衣さんが僕の上半身を引き起こす。
「どうかしら? このブラのデザイン可愛いと思わない?」
そしてその場でくるりと一回転。綺麗なお尻も見えた。
麻衣さんはチャイナドレス風の服からセクシーな下着姿に衣装を変えていた。
裸のままよりもエロティックに見えるその下着のセンスは、再び僕のペニスを充血させた。
「まだまだ元気みたいね・・・ふふっ」
その様子を見てコロコロと笑う麻衣さん。
節操のない下半身の反応に、僕は恥ずかしくて少しうつむいてしまった。
下を向いた僕の視界に麻衣さんの指先が入ってきて、そっと大きくなり始めたペニスをいたわり始めた。
(はぁ・・・っ)
思わずため息を漏らしてしまうほど優しい手触りだった。
じりじりと間合いを詰めた麻衣さんは僕の越に手を回しながら手コキで焦らしまくる。
「この後もっと徹底的に抜き取ってあげるから期待していいよ?」
僕をエスコートするように腕を引いて隣の部屋に向かう。
そこには水がサラサラと流れる音がこだましていた。
「いよいよマットだよ。ここからが私の本領発揮・・・」
僕はゴクリとつばを飲み込んだ。
つづく
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