攻防戦

　

男達は一旦引き上げたようだ。だが数を揃えてすぐに戻ってくるだろう。

時間がない。作戦会議だ。

「その前に…」と言って韓信は、カプセルを取り出し、メーティスに渡した。

「甚兵衛様から送られてきた、永遠の美のエキスだよ」

メーティスが飲むとみるみる傷が治っていく。

韓信　「メーティス、服から胸こぼれてるよ。」

シータはムカッとしたが、非常事態なので我慢した。

窓から外を見ると男達が びっしり集まっている。 100人はいそうだ。

この様子では警察は見て見ぬふりだな。

韓信　「作戦を伝えます。突破は無理です。倒せるだけ倒して我ら死にましょー」

入口付近では、男達が突入の準備をしていた。そこに3人が突っ込んで来た。

シータが対戦車ライフルを撃つ。メーティスが突っ込み槍で薙ぎ倒す。

この波状攻撃で、死体の山が築かれた。

男の一人が叫んだ「あそこに木刀持った弱そうな奴がいる！」韓信の事だった。

たちまち8人の男に囲まれた。

一斉に殴りかかろうとした瞬間、男達の首がコロコロ落ちた。

韓信　「極めれば木の枝でも斬れるんですよ、フフフフ…」

でももう限界だった。槍が折れ弾が切れた。（ネタは切れてない）

3人は部屋に引き上げた。 男達が突入を躊躇していると、部屋の方から叫び声がした。

韓信　「メーティス、服から胸こぼれてるよー！」

シータ　「何言ってんの！」

直後、物凄い爆発音と共に部屋が粉々に吹っ飛んだ…

　

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