「そろそろ降参する?」
耳元でそっと囁くリリリン。
これでリィナが首を縦に振れば試合終了である。
「み、認める・・・」
「負けを認めるのね?」
「違ぅ・・・リリリンが強いってこと、認めるのぉ・・・」
リィナの答えに内心舌打ちをするリリリン。
「・・・それで?」
「隊長さんにも使わなかったリィナの奥の手・・・出すよぉ。」
快感で震える右手を前に出して、リィナは手のひらをキュッと握った。
そして小さな声で何かをつぶやき始めた。
「いまさら何をするつもり?」
不思議そうな目で握られた手を見つめるリリリン。
次の瞬間、信じられないことが起こった!
「えいっ」
プッシュウウゥゥ・・・!!
リィナの体全体がリリリンの腕の中で崩れ落ちた。
いや、溶け出したというほうが適切かもしれない。
今までしっかりとした手ごたえだったものが、一瞬で液体に変わってしまったのだ。
「これは・・・!?」
ぷにょぷにょんっ!!
戸惑うリリリンが目の前の事態を理解するより早く、腕の中の液体が彼女の背後に集まった。
そして瞬く間に元通りのリィナの姿になった!
「リィナがスライムだってこと、忘れてたでしょう?」
リリリンの四肢に自分の体をあわせ、リィナはそのまま後ろに倒れこんだ!
ちょうど二人とも仰向けになっている感じだ。
「・・・驚いた。」
「もうっ! もっといいリアクションできないのぉ!?」
「でもこの体勢ならあなたも私を責められない・・・」
「なぁ〜に言ってるの、リリリン!」
にゅー・・・
「っ!!!」
「うふふ〜、リィナの尻尾でいっぱい辱めてあげる♪」
リリリンの目の前に透き通った桃色の尻尾が現れた!
リリリンの目の前でふりふりと楽しそうに揺れるリィナの尻尾。
先端の形はハート型をしているが、どんな形にも変化してきそうだ。
「さっきまで恥ずかしかったんだから!! た〜〜〜〜〜ぷりお返ししてあげる!」
「なにをっ・・・きゃあぁぁぁ!!」
ヌプッ・・・
遠慮なく尻尾の先端がリリリンの膣内に侵入してきた!
ヌプププププ・・・
尻尾はどんどん奥に入っていく。
リリリンはこの後、尻尾の先端から淫毒が注入されることを覚悟した!
「・・・・・・?」
しかし痛みはまったく感じない。
体が内部から毒に汚された様子もない。
むしろそのことがリリリンをますます不安にさせた。
「ふふふっ、じゃあ解放してあげるネ。」
リリリンの手足をがっちりと拘束していたリィナが、あっさりと体を離した。
手足にしびれはなく、リリリンはゆっくりと立ち上がることができた。
だが何かおかしい・・・!?
「あっ、尻尾がなくなってる・・・・・・どうしたの!?」
すぐに違和感に気づいたリリリンがリィナに問いかける。
「あなたのアソコにちゃんと残してきたよぉ」
「えっ・・・」
淫らな微笑を浮かべたリィナがリリリンの股間を指差した。
恐る恐る視線を下げると、そこには切り離されたリィナの尻尾が深々と刺さっていた!
「これは・・・」
「リリリンには『スライムローター』をプレゼントしちゃう」
パチンっ
リィナが指を鳴らすと、リリリンの股間がムズムズし始めた!
「この『スライムローター』はね、相手の膣の形に合わせて自在に変化するのよぉ」
「ふっ、くうぅぅ・・・」
「フフッ、かわいい〜」
今まで感じたことのない刺激に震える相手を楽しそうに見つめるリィナ。
指を鳴らした瞬間に、一気にリリリンの膣内でリィナの置き土産が膨張したのだ。
しかも痛みを感じるぎりぎりの大きさで膣の内部を突き上げ、舐め上げ、回転する。
「ああぁっ、今度は硬くなって・・・」
「これ気持ちいいでしょ〜。もっと良くしてあげる。」
快感に抗い、股間を押さえているリリリンの背後に回り込むリィナ。
先ほどまでのお返しとばかりに相手の胸をゆっくりと揉み始めた。
「きゃうっ」
「あはっ、可愛い声。リリリンのおっぱい、コンパクトだけど柔らかくて気持ちいい〜」
手のひらのくぼみですっぽりと乳首を覆い隠し、ゆるゆると胸全体を愛撫するリィナ。
股間のガードで手一杯のリリリンは無防備にその刺激を受け続けることになる。
「ま、負けない・・・」
「さすがですぅ。でもいつまで持つかなぁ〜」
もう一度パチンと指を鳴らすリィナ。
「くああぁぁぁ・・・!!!」
顔を真っ赤にして耐え続けるリリリンの顔が跳ね上がった!
今迄で一番恥ずかしそうな表情・・・
リィナはリリリンの体内に忍ばせた分身に「指令」を出したのだ。
その「指令」に従ってスライムローターは一番敏感なクリトリスと子宮をねっとりと愛撫し始めた。
膣の最深部に到達したリィナの尻尾が子宮口をツンツン刺激するたびにリリリンの細い体が跳ね上がる。
また、クリトリスを粘液が撫で回すたびに体が「くの字」に折れる。
「だ、だめ・・・こんなの・・・」
とうとうリリリンはその場にへたりこんでしまった!
「そろそろ降参しますかぁ?」
リィナの降伏勧告に首を横に振るリリリン。
絶対に軍門に下るまいとする意思をこめてリィナを見つめ返す・・・が、
「その目つきはいけませんですぅ」
パチン
リィナの合図で内部のローターが淫らな動きを加速する・・・
「ふああああああああああああぁぁぁぁ!!!」
うずくまるようにして刺激に耐えるリリリン。
今まで刺激されていなかったGスポットが集中責めされ始めたのだ。
ひときわ大きなリリリンの嬌声に、ギャラリーもざわついた。
「このままリィナの勝ちかー?」
「やっぱり人間とスライムじゃ勝負にならないよ」
そんなギャラリーたちの声を忸怩(じくじ)たる思いで聞いていた男たちがいた。
彼らはリリリンが戦う姿を静観していたが、もはや黙っていることはできなかった。
「リリリン師匠ー!!」
「負けちゃダメです、がんばってください」
「いつもの気合を僕らに見せてください。お願いしますー!!」
まっすぐな声援。
彼らの声は陥落寸前のリリリンの意識に鋭く切り込んできた。
声の主を探してリリリンが周囲を見回す。
(あの声・・・あの子達が見ているの・・・!?)
そこにはショウタロ二等兵、アサマ一等兵、ケロリン二等兵の姿があった。
彼らはリリリンの部下であり、弟子たちだ。
泣きそうな表情でリリリンのことを必死で応援している。
(私はまだ負けられない・・・!!)
快楽の沼に堕ちかけていたリリリンの瞳に闘志が戻った。
「リィナ・・・」
「なんですか?降参しますかぁ??」
「使う・・・私も」
「はぃ???」
リィナが顔を寄せるとリリリンは素早く腰袋から白い粉の入った小瓶を取り出した。
そして中身を手に取り、リィナに投げつけた!
ばふっ
「こほこほこほ、なんですかぁ? これ・・・・・・!?」
「あなたが粘体術を封印していたのと同じ。これが私の奥の手・・・」
リリリンが自らの股間に手を当てた。
そして小さくうめくと、スライムローターを一息に引き抜いた!!
「ええぇっ!? なんで触れるのですかぁ!?」
リィナは驚きを隠せなかった。
スライムの粘液はスライム以外は自由に触ることができない。
ましてリィナレベルのスライムが作り出したものとなれば尚更である。
「これはスライムを固める粉末・・・」
リリリンが手を離すと地面にポトリとスライムローターが転がった。
「この粉があれば、あなたのことをもっと深く愛撫できる・・・」
リィナの体にはたっぷりと粉がついている。
息を整えながらリリリンは間合いを縮めていった。
その一歩一歩には部下たちからの声援を背負った不退転の決意が感じられた。
それでも蓄積されたダメージから推し量ると、リィナのほうが圧倒的に優勢だった。
「・・・まだやる気ですかぁ?」
「ええ。私は負けられない。あの子達のためにも、無様でもあなたに勝つわ。」
リリリンの瞳の奥に揺るがない何かを感じたリィナがフッと笑った。
「降参です。リィナの負け〜〜〜!」
右手を上げて自ら負けを認めるリィナ。
肩透かしを食らったリリリンは目をぱちぱちしている。
「えええええええええええええええええええぇぇぇぇ!!!」
「嘘だろ、おれ全財産かけてたんだぜ!?」
「なんだよ、八百長かよー!!!」
悲鳴を上げるギャラリーの一部をにらみつけるリィナ。
「黙るです!この試合はリィナの負けですー!!」
レフェリーが正式にリリリンの勝利を宣言すると、周囲からパチパチと拍手が沸き起こった。
不思議そうな顔でリィナに近づくリリリン。
「・・・どうして?」
「先に禁じ手を使わされたリィナの負けです。本当はライムお姉さまとの約束でこの大会では使わないはずでした。」
「だからって・・・」
「リィナの修行不足です。次にやるときは負けませんよ〜〜」
そういって、リィナはリリリンに向かってウィンクした。
× リィナ VS リリリン ◎
もどる つづく
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