ショウタロ二等兵の受難 (作:タローさん)
(ううっ、情けない……)
ショウタロ二等兵は、BF‐SNS城の診療室のベッドに寝かされていた。
リィナとのBFテストですっかり魅了されながらも、耐えに耐え切った彼の体は、もうほとんど動かない。
ほぼBF戦は初めてで、スライムという中ボスクラス――しかも話に聞く限り、前回の大会の準優勝者との関係者であるという――を相手に戦ったのだ。
みんな「よくやった」と褒めてくれるし、自分でも頑張ったとは思うが、相手にハンデがある状態で完全に魅了されてなすがままになったことを考えれば、まさに天と地との差があった。
(それに僕――出さなかったんじゃなくて、出せなかったんだもん……)
故郷にいる恋人――活発で明るいショートカットのボクっ娘に魅了されて以来、あの娘のことだけで胸がいっぱいで、彼女以外に射精することが出来なくなったショウタロは、ある意味で淫魔と戦うのに強い防御力を発揮する。
だが逆に言えば、それはどれくらい責められてもボクっ娘以外には射精できずに寸止めの苦しみを味わうということ。
(あううっ……出したい、出したいよぉ……)
オナニーしようにも体が動かず、かと言って口で言えるほどにショウタロは慣れていなかった。でもこのままではペニスの中をぐるぐる回る射精欲はどんどん高まってしまう……
そんな時だった。
「――メイちゃん、ダメですよ〜! 勝手にうろうろしたら怒られちゃうですよ!」
部屋の外からこそこそと叫ぶ声――潜めてはいるけどそれなりに音量はあるので、耳の良いショウタロには良く聞き取れた。
「えー、でもさでもさ、予選があるみたいだし、エミリアさんと戦う人がどういう人なのかって興味ない?」
「ダメですよー、ただでさえマイちゃんたちはこっそり応援したいからってムリを言って入れてもらったですよ? それにその前にエミリアさんに見つかっちゃったら――」
「あ、この部屋かな」「――ってマイちゃんの話を聞くですー!」
ガチャっという音と共に中に入ってきたのは――女の子だった。そして、彼女を一目見た瞬間、ショウタロの心がときめいた。
(え……っ)
ボーイッシュなショートカットをした、クラシカルなメイド服の女の子、歳は中学生くらいだろうか。くりくりっとした瞳をした可愛らしい童顔の美少女で、大きな胸がふよんふよんと揺れていた……
ただ何より――
(そっくりだ……)
雰囲気もしぐさも何もかもがあるで生き写しであるかのように。見ているだけで愛おしい気持ちが湧き上がってくる。
ただ違うとすれば、故郷の恋人よりも明らかに年下であろうということだけだ。
「あれれ? 違った……ここ医務室かな?、あ。こんにちはー」
にこやかな笑顔を浮かべて胸をふよんふよんっ♪と揺らせながら、メイド服を着た女の子が歩いてくる。
「ねえねえ、予選会場ってどこ? ボクたちこっそり見に行きたくって」
あうっ! しかもボクっ娘だ――っ!!
「え、えっと……予選会場は一般の人は立ち入り禁止で」
「えーっ? どうしても?」
「ど、どうしてもです……」
内心の動揺を隠しながらも、二等兵としての義務を果たすショウタロ。だが心の中では自分の弱点のドストライクにはまる女の子を前に、しかもふよんふよんと揺れるおっぱいを前に、我慢していたペニスがどんどん膨張してしまう……!
「メイちゃん、ムリ言っちゃダメですよー」
後ろにいた似た雰囲気のメイド服の女の子が呼び止める。顔立ちが似ているからおそらく双子だろう。ただ、こちらは胸がぺったんこだったが。
どうやら目の前のメイド服の女の子は「メイ」という名前らしい。さっき行った似た雰囲気の女の子が「マイ」だろう。
「仕方ないですから、早く会場に戻るですー。びっくりさせる為に着たのにエミリアさんとバッタリあったらことですよ」
「うーん……分かったよ。あ、先に行っててー」
メイは先にマイちゃんを行かせると、こっちににっこりと笑いかけた。
「ありがと、お兄さんっ♪ ところでさ――」
メイちゃんはしゃがみこんでおっぱいを間近に近づけながら言った。
「……ここ、とっても苦しそうだけど大丈夫?」
イタズラっぽく笑って言う。
「え、ええっ!?」
「えへへっ♪ これでもボクも淫魔だからね。何だかとーっても苦しそうなおちんちんの匂いは分かっちゃうのっ♪ ひょっとしてお兄さん、体が動かないの?」
「う……うん」
くりくりした瞳に見つめられると、どうしても嘘がつけない。
「えへへ、親切に教えてくれたこともあるしー、困ってる人には親切にしてあげなさいって言うからねー……えへへっ♪ ボクがぁ……出・さ・せ・て・あ・げ・るっ♪」
「そ、そんな……」
「遠慮しないで……ね? ふーっ……♪」
メイちゃんが桃色の吐息を吹きかけて、甘い匂いが直撃する。
「あ、ああ……」
ただでさえ、めろめろになっていたショウタロの心が更にとろとろに蕩けさせられて、もはや夢心地……もう何も抵抗することができない。
「あれれ? 効きすぎちゃった……? ボク軽くしたつもりだったのになー……ひょっとしてボクが好みのタイプだったとかっ?」
――ドキッ!
冗談っぽい言葉で確信をつかれて一気に心臓が高鳴ってしまう。
「え、えーっと……図星? あ、あはは……照れちゃうな……」
メイちゃんは顔を赤らめながら、イタズラっぽく笑って言った。
「――えへへっ♪ しかもキミさっきからボクのおっぱいばっかり見てるでしょ? 言わなくても分かるよーっ♪ 目がちらちらこっち見てばっかりだもんっ♪ でもさぁー災難だよねっ♪
――ボクが好みで、しかもおっぱいが大好きなんてっ♪」
「ふっふわぁあああっ!?」
ショウタロのそそり立ったペニスはメイド服のままのふよふよな胸元に包み込まれてしまった!
「ボクのおっぱい、ふよふよで気持ち良いでしょ? へへーっ、これでお城に侵入してきたお兄さんたち、みーんな射精しちゃったんだよ? あはっ、もうぴくぴくしてる……イっちゃえっ♪」
「あ、ああああああああああああああああああああああっ!!」
どぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ! どぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ! どぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ!
「わぁ、すっごい量っ♪ 味も申し分ないし……あともっと早く会えてればなー、精奴隷クンにしてあげても良かったのに……残念っ♪」
天国に上るような快楽を味わい、ショウタロは頭が真っ白になったような気がした。
「ふ、ふわあああ……」
「気持ちよかった? えへへっ……やっぱり似てるなぁ、キミ。ボクの好きな男の子に……ホントはもう、あの人以外せーえきはもらわないでおこっかなーって思ってたんだけどさ、困ってるみたいだったし、ねっ♪」
「あ、あうう……」
「あれれ、また固くなってきちゃったっ♪ えへへ、じゃあ、今日だけは特別、いーっぱいボクのおっぱいで出させてあげるっ♪ 嬉しい? いやだったらやめるよー?」
「う、嬉し……い……」
「じゃあ、続けるねーっ♪ えへへっ♪ 頑張っていっぱい出そうねっ♪」
メイちゃんはメイド服を着たままのパイズリを再び続け始める……
そして数時間後、ショウタロは医務室で、物凄く嬉しそうな顔で憔悴しきった状態で見つかった……
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