マルクはリィナの体を力でねじ伏せようとした。
そのためにも自分の有利な体制を作り出す必要があったのだが。
「はっ、離れてくださいっ!!!」
渾身の力でリィナを突き飛ばそうとするマルク・・・実際には突き飛ばせるほどの力は出せなかったが、ぴったりと張り付いているリィナを気合と共に引き剥がすことはできた。
しかしスライム独特のニュルンとした感触がマルクの体にまとわりついて離れない。
「あんっ、今のはなかなかいい反応だよぉ。
でもあなたの体・・・もう手遅れかもね? ほらっ」
ふいにリィナが右手を軽く挙げる。
その動きにつられてマルクの右手も同じような動作をした。
「えっ・・・」
マルクは無意識に動いた自分の右手を見て、違和感を覚えていた。
「今からリィナが操ってあげるぅ。 フフッ・・・♪」
リィナは自分の両手を股間に伸ばして、何かを握るような仕草をする。
(えっ・・・そんな、まさか・・・)
マルクの脳裏をかすめる嫌な予感・・・そしてそれは見事に的中する。
彼の手が無意識に動き、右手と左手で分担して亀頭と玉袋を揉みはじめる。
「うあっ・・・あああっ!!! な、なんで・・・ぇ!?」
驚くマルクを見ながら、淫らな笑みを浮かべるリィナ。
「ほらぁ、こんなにヌルヌルだよぉ〜〜」
リィナの指先が妖しい動きを始める。
ペニスの先端部分を優しく包み込んでクリクリと回したり、
手の平の上でコロコロと玉を揺さぶるような仕草を見せる・・・
それはまるで目の前ににペニスがあるように、リィナは空中で擬似オナニーをする。
「はっ、あっ・・・・くそっ!」
目の前のリィナに直に触られているのと同じように、マルクは感じまくった。
「気持ちいい?
じゃあ、先っぽをチュルンってしてみようか? うふふっ♪」
リィナの指先がコチョコチョと亀頭をくすぐる動きを見せた後、左手で棹を握り締めて右手で亀頭をグルグルと揉み回した。
「うああああああああ!!!!!!」
普段なら痛みを感じるほどの強い捻りこみ。
しかしその動きは、スライムローションの効果で快感だけを純粋に神経に叩き込んでくる。
「ぐっ! ふあぁぁ・・・気持ち・・・い・・・」
失神してしまいそうな甘い刺激に、マルクは膝からペタンとその場に崩れ落ちてしまう。
「そんなに感じちゃって・・・
恥ずかしくないのぉ? 私に見られちゃってるし♪」
リィナの言葉にマルクは顔から火が出る思いだった。
しかし、彼の意思とは逆にペニスはどんどん硬度を増していく。
(ああ・・・くそっ、鎮まれ・・・!!)
彼の思いも空しく、マルクの亀頭からは先走りが大量に流れ出す。
「この技、ステキでしょ?
自分でオナニーする快感と、人に操られる快感・・・
そして、私のテクニック・・・もっともっと病み付きにしてあげる!」
リィナの手首がクリクリと亀頭を撫で回すような動きをすると、
そのとおりにマルクの両手が動きを再現する。
さらに追い討ちをかけるリィナ。
スライムとの戦いの中で敵の体液を浴びてしまうことは多々ある。
少量を浴びた程度ならそれほど問題はないが過剰に浴びることは敗北を意味する。
なぜなら粘液によって手足の自由を奪われ、余計なスタミナも消費させられてしまうからだ。
今のマルクはそういった状態に加えて、リィナに動きを操られている。
まさに絶体絶命だといえよう。
(や、やばい・・・はやく抜け出さないとっ!!)
マルクは自分の両手に力を入れて動きを止めようとするが、
彼の意思に反してリィナの手の動きを忠実にトレースしてしまう。
リィナは右手の人差し指をクネクネと折り曲げて、亀頭に絡みつかせるような仕草をしている・・・
その様子を見せ付けられているだけでも感じてしまうのに、実際に同じ動きが再現されているのだ。
「あっ・・・ううっ!!」
元々タフネスの少ないマルクである。
リィナの言うとおり、彼の精液が少しずつ玉袋から登り始めている。
「ほらほら、シコシコ〜〜〜♪
だんだん気持ち良くなってきたんでしょ?」
マルクの気持ちばかりが焦るが、両腕の自由が奪われている現状での脱出は難しい。
このジワジワと忍び寄る快感に抗うのには熟練したハンターでも限度がある。
「そろそろリィナが・・・リィナが直接
マルクくんのおちんちんをシコシコしてあげるからね?」
パチン、とリィナが指を弾く。
ふいにマルクの両腕が股間から離され、背中の後ろで交差させられてしまう!
「うごか・・・せない!?」
まるでリィナに腰を突き出して、ペニスを差し出しているかのように。
「そんなに腰を突き出しちゃって・・・リィナに気持ちよくして欲しいんだぁ・・・
ちょっとだけ本気だしてあげるね? ふふふっ♪」
リィナの右手・・・細い指先が、いよいよマルクの亀頭に触れる。
「ちがっ・・・はううう!!!」
遠慮がちにピトッと触れたのは一瞬で、
すぐにリィナの左手がペニスの付け根から亀頭までを滑らかにスライドしてくる。
右手と一緒に亀頭をやさしく包み込むリィナ、それに続くマルクの嬌声。
「はああああああぁぁん!!」
外見上は、指先で亀頭を包み込んでいるだけのようだが・・・リィナの指先は微妙なバイブレーションをペニスに刻み込んでいた。
まるでイソギンチャクのように・・・マルクの亀頭にからみついては離れ、
急に吸い付くように搾ったり・・という動きを繰り返していた。
「淫魔の基本技・バタフライフィンガーだよぉ・・・
手コキがもっとうまい淫魔だと、これだけで男の子は失神しちゃうかも?」
しかしその言葉もマルクの耳には届いていなかった。
彼にしてみれば、現状の壮絶な快感を堪えることだけに集中せざるを得なかったからだ。
「ひいいッ、ふあっ・・・あああああ!!!」
マルクの思考が桃色に染まってゆく。
リィナがもたらす快感は、圧倒的に戦闘経験が少ないマルクにとっては耐え切れるものではなかった。
「マルクくん、いっぱいドピュドピュさせてあげるね?」
リィナの可愛い顔が近づいてくる・・・
「私がキスしたら、あなたはイっちゃいなさい?」
薄桃色の唇がマルクを優しく包み込んで、吸い上げてくる!
「む、むぐっ・・・!! んんん〜〜〜!?!?」
リィナは彼の呼吸を乱しながらペニスをシコシコとしごきあげる。
その痺れるようなテクニックに、マルクは盛大に射精せざるを得なかった。
(BADEND)
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