「えっ! これは……なんですかぁ?」
リィナは周囲の異変に気づいた。
自分のまわりが突然明るくなった気がしたからだ。
辺りを見回して、彼女は違和感の原因を理解した。
秋の気配に色づいていた木々や地面、太陽の木漏れ日……それらすべての表面が薄い氷で覆いつくされていた。
「こ、これは!? これ全部、あなたがやったのですかっ!」
リィナはウィルを睨みつける。
しかし彼女は自分が組み敷いている男の両手から、強烈な冷気が発せられていることを気づかなかった。
「僕は確かに強くない……だから何を言われても仕方ない。でも、僕の恋人のことを悪く言うのは許さない」
僕は冷気を込めた両手で、リィナの胸を鷲づかみにする!
ぬるぬるとしたリィナのバストが薄く凍らされた。
「そしてキミがライムの後輩なら……なおさらだ!」
「きゃああああっ!! 冷たっ……えっ……ああああああああっ……!!!」
リィナの体中が一瞬だけ絶対零度にさらされる。
しかしその後、リィナの全身は燃えたぎるような快感を流しこまれていた!
「リィナの快感神経をむき出しにしてあげる。直接きみの全てを撫で上げて、一気にイかせてやるよ!」
僕はリィナへの怒りを強烈な冷気に変えた。
そしてライムへの愛情を、リィナへの愛情に変換して瞬間冷凍したリィナの体中に流し込んだ!
「ああああっ!! 私、愛されて……感じてますぅ!! こ、これがこの人の本当の力……! ライム先輩が屈した力なの!?」
一瞬の逆転劇だった。
リィナの許容量を超えた快感を、僕は彼女の体中に充満させてあげたのだ。
「リィナ、きみを封淫するっ! この時とともに凍りつけ!!」
僕はリィナの膣内の最深部にペニスを差込み、冷気を加えてピストンした。
彼女の体がビクビクと断末魔の悲鳴を上げてのけぞる!!
「つ、つよいですぅ〜……ここまで自分の力を一気に高めるなんて……この勝負はリィナの負けです……」
意識を失いかけたリィナが、降参の意思をしめした。
彼女の体から力が抜ける。
ほどなくして彼女がグッタリすると、僕の怒りもさめて冷静さが戻る。
「ああっ!! やりすぎちゃった…… やばい! 今溶かしてあげるよっ!!」
ドピュドピュピュ…………
僕はあわててリィナに精を放った!
これで彼女は消えずに済むだろう。快感とは別の刺激に、消滅しかけていたリィナが目を覚ます。
「えっ……あ、私……消えてないですぅ!!なんで淫魔の私を助けてくれたのですか!!」
驚いたように僕を見つめるリィナ。
「だって、怒りに任せて淫魔を消したら……ライムに怒られちゃうもん……君はライムの後輩でしょ?」
僕は適当な理由をつけた。基本的に「イかせあい」は好きだけど、「消しあい」は嫌いなんだ……
「ウィルさんて、すっごい優しいですぅ♪ そーだ、リィナを二番目のお嫁さんにしてくださいっ!」
両手を胸の前に組んで、目をウルウルさせたリィナが僕にお願いしてくる。ちょっと萌える。
「うむ〜……うれしいけど、僕になつかれてもなあ…………あっ、そうだ! 何でも言うこときいてくれるよね?リィナ」
リィナはコクコクと頷いている。もはや僕の家来(?)かな。
僕はリィナを家につれて帰って、マルクの家庭教師にすることに決めた。
それならリィナもライムに会えて喜ぶだろうしね?
でも、ライムはなんていうかなぁ……それだけが不安だね。
「とりあえず、僕のお家においでよ……ね?」
リィナは嬉しそうにコクコク頷いて、僕の後をついてきた
ここから先のお話は、マルクに任せるとしようかな……
もどる つづく
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