「感じやすい人って私好きよ……」
フェルズの背後でバストを揉み解していたスピネルがふわりと舞い上がる。
そして僕に向かって何かの呪文を詠唱すると、僕の体が床から30センチくらいだけ浮き上がった。
ふわふわとした浮遊感はなく、空中で縛られた感じだ。
「これでもう踏ん張りがきかないわよ」
スピネルは床と僕の体の間にもぐりこんできた!
音もなく僕の背後に到達すると、背中にそっと張り付いて舌先と両手で僕を愛撫し始めた!
ペロペロ……ツツツツツー…………♪
「くはぁっ……」
僕は宙吊りにされて悶えていた。
自分自身は宙に浮いたまま、スピネルは両手を僕の肩に置いて舌先は背骨の真上に。
さらに両足のつま先は僕の肩甲骨のあたりをクリクリと刺激してくる。
「快感に踊りなさい、ウィル」
僕の背中を5点責めしながら徐々にお尻のほうへ降下するスピネル。
その刺激に思わず僕は背筋をこわばらせて腰を跳ね上げ……ようとした。
しかしうまく腰が動かず、足の指が空中でもがくだけの結果となった。
「こっちがお留守ですよ……ふふっ」
ジュップ、ジュップ、ジュップ!!
そこへフェルズが大きなストロークで上下運動をする。
ペニスを出し入れしつつ、揉み解すように締め付けてくる。
「うぐっ……ひいぃぃ!! あぁ……」
意識を集中していた股間のガードが一瞬だけ途切れて無防備になる。
フェルズの騎乗位名器責めの刺激がもろに・・・
「フフフッ、私の勝ち〜〜〜」
スピネルが僕の後頭部あたりで楽しそうにあざ笑っている。
「……ううぅぅっ、このっ!!」
僕は背中に手を伸ばして、背後を責めていたスピネルを捕まえようとした。
この3人の中で彼女が一番やっかいだと感じたからだ。
さっき触れられたときの快感……いきなり僕の感じるポイントを集中的に愛撫してきた。
「あら、私を気にしてくれたの?」
突然伸びてきた手を軽くいなすと、スピネルは微笑みながら僕の親指を掴んだ。
僕はあわてて指を引っ込めようとする。
……が、動かない。小さいくせになんて力だ!
「お礼に指先を縛ってあげる」
スピネルはそのまま僕の指先に魔力を込める。
すると親指はまるで磁石のように反対側の親指を呼び寄せて、ピタッと吸い付いた!
しかも背中の後ろで、ちょうどメタリカの拘束技みたいに指が動かせなくなってしまった。
「これでもう正面をガードできないね」
スピネルは僕の正面に回りこむと小悪魔っぽく微笑んだ。
「あっ、しまった! うっ……」
そしてマイカに代わってスピネルが唇を奪ってきて・・・僕は再び驚かされた。
想像以上にスピネルの舌先はよく動く。
その動きはマイカの魅了技で弱ってきた僕の心を絡め取るのに充分な刺激を生み出した。
だんだんと腕の力が抜けて、目がトローンとなってしまう。
「もう虜になっちゃった? かわいいね」
自分のキスで僕を魅了したスピネルが上機嫌で話しかけてきた。
実際に彼女の言うように……僕はスピネルの性感テクニックで犯されたいと願い始めていた。
「気に入ってくれたんだ。じゃあ今から私一人だけで相手してあげるわ」
彼女に堕ちかけている僕の心を見抜いたのか、スピネルはマイカとフェルズを呼び寄せた。
「ひとりで勝てる気でいるのか……!」
マイカとフェルズがスピネルの両手に手をかけると、一瞬だけまばゆい光を放ってスピネルに吸収されてしまった。
「そうね。それでもきっとあなたは我慢できない……」
僕の目の前にはマイカとフェルズの力を吸収したスピネルが不敵に微笑んでいた。
ふわふわした太めの帯のようなものを何枚か身に付けている……
というよりも羽衣がスピネルに絡み付いているような、先程までは纏っていなかった衣装だ。
「二人を吸収したおかげで色々と出来るのよ。たとえば」
彼女が僕のペニスをそっと指差すと、スピネルの衣装の一部がシュルシュルとペニスに絡みついてきた!
うねうねと蠢きながら僕の目の前で亀頭にまとわりついて不規則に動き出した。
「こんなこととか」
まるで僕のペニスに小さな蛇が絡みついたかのように見えた。
スピネルの操る羽衣は触手のようにグニグニと僕の亀頭を刺激し始めた!
棹の部分は柔らかく摩擦をはじめ、カリ首や亀頭の部分には強めに締め付けを行ってくる。
「くううぅぅっ……」
思わず腰に力を込める僕だったが、極上の手コキを無防備で受けているかのように我慢が崩されていく。
「どうなっちゃうとおもう? ふふっ」
スピネルの声が僕の耳元で聞こえた。
あわてて声のするほうを見ると、スピネルは細い紐のようなものを手にしていた!
「まだ一つ目だよ。もう一つプレゼントしてあげる」
「や、やめろおおぉぉぉ〜〜! うああああああああぁぁぁ!!」
直感的にヤバイ!!
僕はそう思ったので耳元のスピネルを振り払うかのように抵抗した。
しかし彼女はぶんぶんと首を振る僕の耳穴に狙いを定め、細い紐をねじ込んできた!
「ひっ、ふぁっ、ひゃあああああぁぁぁ!!」
まるで生き物のように鼓膜まで一気に到達する細い紐は、先程の羽衣と同じような感触だった。
「さらにもう一本追加するね」
すばやく反対側に移ったスピネルが無慈悲にも空いている耳穴に紐を差し込んでくる!
程なくして鼓膜まで到達して、耳の奥から僕の体を蝕むようにくすぐりだした!!
「はひゃああぁぁ!!ふひいいぃっ、やめ……ひゃああ!!!」
あまりにくすぐったさに僕は身悶えした。
しかし耳と股間への刺激は激しさを増すばかりだった。
「この刺激は永続的に続くわよ。さらにここからは私が……」
スピネルは悶え続ける僕を身ながら、悠然と衣服を脱ぎ始めた。
彼女は小さな声で呪文を詠唱していた。僕の視界がさらに桃色に染まり、彼女への想いが深くなっていく……
(徹底的に魅了の魔法をかけちゃおう)
動けない僕に対して、スピネルはさらに魅了の魔法を使い続けていた。
小さいながらも均整の取れた肉体が僕の目の前で踊るたびに胸が高鳴る。
肩より少し短い艶やかな髪と、クールな瞳。
彼女の全てが僕を魅了してやまない存在になりつつあった。
「じっくりと溺れて」
スピネルは足先を伸ばして、そろりと亀頭を撫で回した!
「はぅっ!!」
まとわりついている羽衣のもどかしい刺激の上から浴びせられるスピネルの脚の感触。
それは今の僕にとってはこの上なく甘い快感だった。
「クスクス……」
軽く笑いながら、ペニス全体に脚を絡ませてクネクネと弄んでくる。
僕の我慢汁を自分の脚に絡めてさらに足コキを加速させてくる。
妖精の足責めは通常サイズの女性が行うそれよりも的確に性感帯に食い込んでくる。
スピネルの足責めはあっさりと僕に白旗を揚げさせた。
「イ……イかせ、て」
とうとう声に出してしまった。僕は完璧に魅了されていた。
もうスピネルのことしか考えられない。
今も目の前の小さな妖精から目が離せないでいる。
「小さな私に負けちゃうんだ。 くすっ」
僕のペニスにまたがり、ゆっくりと小さな膣で僕を飲み込み始めるスピネル・・・
キュプッ、クププププ……
待ちかねていたスピネルの膣圧は想像以上に僕を締め付けてきた!
「ほらほら、もうイっちゃう?」
その言葉に誘導されるように僕の体の奥底から精液が盛り上がってくる。
「イっちゃうの?」
ニヤニヤと笑いながら、半分ほど腰を下ろしたところでピタリと腰を止める。
もどかしい刺激に僕は思わず自分から腰を突き上げてしまった。
「イったら試験に落ちちゃうよ〜〜〜」
突き上げた腰に合わせてスピネルもふわりと舞い上がり、一瞬だけ亀頭が解放された……が、
ジュップウウウウウウウウゥゥゥゥ!!!!
再び勢いを付けて降りてきた膣に閉じ込められてしまった。
しかも今度は根元まで一気に…………ぐううぅうっ!!
「残念でした。あなたはもう我慢できないわ」
スピネルの小さな膣にとらわれた僕のペニスは、キュウキュウと締め付けられながら絶頂を駆け上がっていった!
腰が快感を求めてブルブルと震えてきて……もう止まらない!!
「ふふふっ」
射精間近の僕に、二度三度と妖しく腰を振るスピネル。
その度に膣の中でこねられて亀頭の部分が形を変える。
(あああぁぁ…………も、もう……)
騎乗位で両手を後ろに回したまま僕を見下ろしている。
「最高の悔しさと気持ち良さを体に刻み込んであげるわ」
クニュニュクニュクニュ!!
僕にトドメとなるような8の字を描くグラインドをしてから、彼女は突然ペニスを引き抜いた。
「がぁっ……」
快感が時間差で僕のペニスを蝕む。
ジンジン広がってくる射精感を必死で押さえ込もうとする僕だったが……
「最後に……パチッ♪」
スピネルが僕の目の前でパタパタと踊りながらウィンクしてきた。
これは彼女に融合する前のマイカの魅了技…………
だ、だめだ!触れられてないのにイかされちゃう!!
しかしもう僕に快感を耐える力など残されているわけもなく、スピネルのウィンクを合図に亀頭が大きく膨れ上がる。
「ああっ、イく!!!」
ドッピュウウウウウウウウゥゥウゥゥ…………
どうしようもなかった。
僕はスピネルの技に翻弄され続けたまま射精してしまった。
パタパタと飛び回りながらスピネルは周囲に飛び散った精液を綺麗に舐め取る。
「ごちそうさま。またやり直しだね? うふっ」
僕はスピネルのウィンクで射精させられてしまった・・・
せめて膣の中で射精していたなら…………そんな屈辱感でいっぱいだった。
スピネルの技におぼれ、自分をコントロールできなくなってしまった。
僕のスライムバスターへの昇級試験は不合格に間違いない。
魔法陣の中に消えていくスピネルの後ろで、神官のうちの一人が密かに微笑んでいた。
フェアリースライム:スピネル END
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