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「もう降参ってかんじ?」


マイカが僕の瞳を覗き込む。




「じゃあ、最後は通常サイズになってあげるわね。このほうが犯しやすいし♪」


フェルズがささやく。




「ちょっとまってて!念のため動けなくしておくわ!」


フェルズをさえぎるようにマイカが僕の顔を抱え込む。


そしてパチン、とウィンクされると僕の頭の中に再びサーっと一枚の薄いピンクの膜がかかる。


せっかく収まってきていたのに・・・僕はさらに魅了されてしまった。


エサである僕がうまく体を動かせないのを確認してから、彼女たちは元通りにひとつになった。







「今度こそとどめ刺してあげる。」





ぬちゅる・・・ずぷ・・・




成人女性サイズのトリスが僕の上にまたがり、一気に腰を静めた。




「あぁん♪ いいかんじでカチカチになってるわね。 あなたはじっとしてて?」




クチュ、クチュ、ジュポッ ズプ・・・・・・




普段なら平気なはずの他愛ない腰の動き。


しかし今の僕はさっきまでの彼女の攻撃で徹底的に感度を高められている。




さらに軽い魅了状態なので、いつもの数十倍の快感を叩き込まれている状況だ。




「あっ・・・うわ・・・だめだ、気持ちいいょ・・・」




いつしか僕はゆったりと腰を滑らせる彼女の攻撃に僕は防戦一方になっていた。





ちゅぽん・・・




不意に彼女は腰の動きを止め、ゆらりと立ち上がった。


勝ち誇ったような表情で僕を見下ろしている。






「うふふ〜 なかなか良かったわよ、ウィル♪」




僕には何がなんだかわからなかった。


魅了の魔法のせいで、まだ頭の中にモヤがかかった状態だ。




なぜ途中で腰を上げたんだろう?



止めを刺さずに??




もう少しで僕は限界に達していたのに・・・??


霞む頭で考えて、僕は彼女に言葉を投げつける。




「ま、まだ勝負はついてないだろう!・・・なめるな!!」




怒り出す僕を見て、彼女はいたずらに微笑む。






「なにを今さら息巻いてるのかしら? あなたはもうすでにイカされてるのよ?」





僕にはまだ彼女の言っている意味がわかっていなかった。






「えっ・・・!」





「あらやだ…本当にわかってないのね。ほら、あなたのペニスはもう降参しちゃってるわよ?」




彼女が僕の股間に指を刺す。



それにつられて僕もペニスを覗き込むが・・・やはりまだ射精していない。




からかわれているのか?


彼女はそんな僕を見て、やれやれといった表情だ。




「しょうがないわね。じゃあ、おもらししないようにおちんちんの先をやさしくガードしてあげるね?」




彼女が僕のペニスの真上で、数的の粘液をたらす。


それが亀頭の上を覆い尽くし、薄い膜を張った。




「はい、準備完了。今から私がカウントダウンしてあげるわ。 5・・・」




ゆっくりとした彼女のカウントが始まる。




「4・・・覚悟してよね?」




まだまだ僕のカラダに異変は無い。


そうか!



きっとカウントダウンすることで僕に暗示をかけようとしているんだ。


ゼロになった瞬間、射精してしまうように・・・。


そうとわかれば、こわいものはない。



絶対に屈するものか!




「3・・・一気にくるわよ? ふふっ」




彼女の声を聞いてすぐのことだった。



今まで静かな海のように落ち着いていた僕のペニスが、急に痙攣をはじめた!


彼女の次のカウントは聞き取ることができなかった。


それほどまでに僕の下半身は彼女の言うとおり、快感に支配しつくされていた。


僕はすでにイカされていたらしい。




たとえるなら、何人ものこの上なく滑らかな女性の指先でペニスの根元から先のほうに向かって

精液全てをギュギュギュ、っと押し上げられている感じだ!




「〜〜〜〜〜!!!!」




僕はたまらず快感に顔をゆがめてしまう。




「1・・・あ〜ぁ、やっぱりダメね。 残念ね?ウィル。 はい、お・し・ま・い♪」




最後に彼女の左足の親指が、僕のペニスをさらりと撫でまわした。


どぷっ・・・ピュピュピュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・どくっ どくっ




「・・・っ〜〜〜〜〜!!!!」


かろうじて情けない声を出すことは避けたが、僕は盛大に射精してしまった。


断続的に絞り上げられているように、射精感がなかなか収まらない!!


彼女の粘液で覆われたペニスの先が、僕の白い液体で水風船のように膨らむ。






「わぁー!いっぱい出したねぇ。でも最後までしっかり絞ろうね?」




射精直後の敏感なペニスに、トリスは手を添えてくる。




「や、やめ・・・あぁぁぁ!!!!!!!!」




左手で僕の腰を抑え、右手を僕のペニスに添える。そして・・・






「ほら、きゅ〜〜〜〜っ! 気持ちいい?きゃは」


まるで井戸からポンプで水をくみ上げるように、彼女は容赦なく僕のペニスと玉袋をもみしだく。


逃げ場の無いくすぐったさと快感で僕はさらに高められる。


すでに心臓の鼓動はすごい勢いになっている!


しばらくして、ペニスの先の水風船が2まわりほど大きくなったのをみて、トリスが微笑む。




「ふふっ、そろそろ限界みたいね。 じゃあ、これいただきま〜す」 



ちゅる・・・


トリスが僕のペニスに口づけをすると、僕の意識は薄れていった。






「あっ・・・」




ペニスの先にたまった精液の塊をトリスは口でもぎ取って、魔方陣の中に消えていった。


僕に圧倒的な敗北感と、スライムバスター試験の不合格という現実を残して・・・



試験官トリス END

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