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僕は残りの体力を振り絞ってその場から逃げ出した!



「あっ、逃げるのは無しだよぉ〜〜〜」



ルルの言葉が背後に聞こえるがそんなの気にしてられない。

僕はしばらく走り続けた。



……どうやら逃走に成功したようだ。

ルルは特に追いかける様子もなく、僕の視界から消えた。



しかし強敵だったな。あんなに幼い姿なのに……

僕は呼吸を整えようとして深呼吸をした。その時、足首に何かがまとわりついていることに気づいた。



「んん??」



半透明の輪ゴムのようなものが僕の足首に絡まっている。

そしてそれは後ろのほうにつながっている。



恐る恐る目で追ってみる。それは僕とルルが戦っていた場所から続いていた。

はじめは細い紐のようだったが、ドンドン太くなってきて、そのうち女の子の手首のような形になって…………ま、まさか!!






「ひどいよ!お兄ちゃん!!」



プンスカ怒っている少女が僕の前に再び現れた。

僕の選択は成功していなかった。



どうやらルルから逃げ切ることができなかったようだ。

さらにまずいことに全力で走り回ったせいで体力はゼロに等しかった。



「私を置いて逃げ出そうとした臆病なお兄ちゃんにはお仕置きが必要ね!」



ルルは僕に足払いをしてその場に転がした。そして



「えいっ」



淫らな笑みを浮かべながら、動けない僕の両手をつかむと地面に大の字に押し倒した。

僕はルルの力を跳ね返せないほど弱っている。



「ふふふ……今度こそ逃がさないからね」



そこから先のルルの責めはすごかった。

まず僕を押さえつけたまま、再び熱いキスをして馬乗りになった。



「これでもうお兄ちゃんは地面に立てないもん……」



僕の両手と両足首を拘束するために自分の体の一部を手袋と靴下のように変形させて、すっぽりと僕にかぶせた。

実際に手足の先がぬるぬるして立ち上がることができない!

ほぼ完全に身動きを封じられてしまったので、立つ事も反撃することもむずかしい。



さらにルルは僕の体を起こしてひざ立ちにして強く抱きしめ、自分も片膝をついた状態で挿入してきた。



「ルルのアソコに無理やり入れてあげる〜」



ぷりゅん、とした音と共に僕のペニスはルルに飲み込まれた。



(あああぁぁ……)

その感触に一気に脱力する僕。

声を出さずに絶えることが精一杯だった。

ルルはかまわず腰をうねらせる!






「気持ちいい?お兄ちゃん」

片膝をついた状態での挿入のせいか、ルルの膣壁にグリグリとペニスの先端が擦り付けられる!

いびつな8の字を描くルルのグラインドは確実に僕を高めていった。



「あっ、あっ……ひいぃっ……」

快感をストレートに浴びせられて、僕は思わず情けない声を出してしまう。

不規則なリズムのルルの腰使いに僕は何度も精を撒き散らすしかなかった……





ルルEND

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