とても気持ちのいい夢を見ていた。
優しい風が吹いている海沿いの街で・・・
「ねえ、おにいちゃん!」
聞きなれたキンキン声に、ビクっと体を震わせる俺。
どうやら転寝(うたたね)してしまったようだ・・・
「へんなの。なんでいつもアタシと一緒だと寝ちゃうわけ? そんなに退屈?」
「うっせーな・・・」
せっかくの休みの午後だ。
少しくらいリラックスしてもいいじゃないか・・・と思いつつ、キンキン声の主を睨む。
「な、なによ!そんな目で見ないでくれるっ!?」
ムッとした顔で俺を睨み返し、自慢のストレートの黒髪を指先で撫でる彼女。
少し前までは外はねの髪型だったのに最近パーマを当てたとか。
妙に色気づいてるな、このツリ目。
「今なんか失礼なこと考えなかった?」
「・・・。」
俺の前で仁王立ちをかましているこいつの名前は倉田リサ。
幼稚園からずっと俺と一緒で、0.5歳年下の女友達だ。
学年は一緒なのに、半年だけ俺が先に生まれたということで
こいつの中では俺は「おにいちゃん」として定着している。
学校の連中は気になるかもしれないが、もはや俺は気にならない。
好きに呼ぶがいいさ。
うちの親とリサの親は同じサークルの仲間だということで、
生まれてからずっと両家は仲良くしている。
「将来はリサちゃんをうちの息子の嫁に」
「あらあら、まあまあ・・・」
昔は冗談でそんなことを言っていた親同士も、
最近は何も言わなくなってきた。
なぜだろうか?
あんまり難しいことを考えるのはよそう・・・
リサは相変わらず不機嫌そうな顔でこっちを睨み、腰に手を当てている。
今日はミニスカートをはいているが、その下は膝より少し長いスパッツで隠されていた。
(こいつ、せっかく脚はきれいなのにもったいない)
とにかく相変わらず萌えない格好だ・・・
俺はため息をひとつ吐くと、仕方なく体を少し起こした。
こいつの前では居直ることにする。
「俺がいつ昼寝しようが勝手だろ?」
めんどくさそうに体を起こす俺をみて、ますますムッとするリサ。
「おにいちゃん、そんなこというわけ?」
「ああん?」
いつものことながらプンスカ怒り出すこいつをからかうのは楽しい。
もう少しいじってやろう、と思っていたのだが・・・
「あのさ、ここアタシの部屋なんですけどっ!?」
「な、なにっ!?」
「人の部屋で昼寝して・・・しかも偉そうにしないでくれる?」
そんなはずはないだろ!!
いくら俺がマイペースだとは言え、
自分の部屋以外で居眠りなんてありえない。
(そんなはずは・・・・・・あれ・・・?)
だが俺を取り囲んでいる見慣れないぬいぐるみや
パステル系のタオルや布団がリサの言葉の正しさを証明している。
「ほら、アタシにいうことあるんじゃない?」
「・・・・・・。」
だがここで頭を下げるわけには行かない!
いかなる理由であれ、リサは俺にとっては「妹」なのだ。
兄貴は妹に頭を下げてはいけない(何っ
「これは夢だ・・・」
「なにいってんの?」
まったくもってリサの言うとおりだ。
だが俺はもう覚悟を決めていた。全てをうやむやにしてしまう覚悟を!!
「おりゃあああああ!!」
がばっ
「なにすんのよ!きゃあああああああ」
俺はリサの意表をついて、その細い足首をガシっと掴みひっくり返した。
その場に尻餅をつく直前に彼女を抱きしめる。
「こ、こんなことしてタダで済むと思ってるの!?」
「全て忘れてしまえ!これは夢だ」
「このケダモノー!!」
バタバタするリサを押さえつけながら、服を脱がせていく。
基本的に俺はレイプとか好きではない。
が、なかなか興奮するものだ・・・
「夢の中だからなんでもありだ!」
本当に夢ならばビリビリと服を破っても良さそうだが、さすがにそれはやめとこう。
女性は大事にするという俺の主義に反する。一応こいつも女の子。
ふにっ
「きゃうんっ!ドコ触ってるのよぉ!!」
Tシャツ姿にまでリサの服をひんむいてから、柔らかそうなバストを鷲づかみする。
夢なんだけどなぁ・・・ほんとに柔らかい。
続けてフニフニと揉みまくる。
「ほれほれ〜」
ツンツンツン・・・
「やんやんやん!」
「なんというけしからん夢だ」
むにむにむに♪
ちょっとだけリサの胸に夢中になりかけたのはナイショだ。
だが俺の知らないところで怒りのオーラが渦を巻いていた・・・
「あったま来た! もう許さない!!」
今までなすがままだったリサが逆襲してきた。
俺の後頭部に手を回して、その魔性のバストに強引に引き寄せてきたのだ。
「んぶううぅぅ!!」
あっという間に窒息死直前。
やだ!まだ死にたくない!!
興奮が冷めて死の予感に変わる寸前、俺は解放された。
慌てて酸素を肺に取り込む間に、リサは俺の背後に回り込んでいた。
「えーいっ」
リサは俺の両肩を後ろに倒して、片足をがっちりとホールドした。
さらにもう片方の足も脇でフックして・・・
(まさかのちんぐり返しかよ!)
なんという屈辱的な格好だ。
今度は俺が転がされる番だとはいえ、恥ずかしすぎる!!
「うおおおおお!?」
もがいても全然びくともしないリサの固め技に焦り始める俺。
そういえばこいつアマチュアレスリング部だったような?
「夢の中なら何でも有りよねぇ」
まったく身動きできないエビのような俺の足首に、リサは何かをくくりつけた。
「きたねえぞ、離せ!!」
「うっさい!アタシも好きにさせてもらうからね!!」
どうやら長いタオルを俺の足首に巻きつけて、ベッドの足に引っ掛けたようだ。
ベッドはギシギシ揺れるけど片足が全然うごかない!!
「はっずかしい〜〜〜〜」
リサに言われるまでもなく恥ずかしさ極まる格好だ。
あっという間の俺の顔が真っ赤に染まる。
「くっ・・・こんなもの・・・」
「抜け出せないっしょ? ふっふーん」
さらに理沙はあいた手で俺のジャージを脱がせ始めた!
「おちんちんとご対面♪」
「あ、ああああぁ!くそっ、見るなぁあぁぁ」
じわじわと脱がされてるうちに俺自身もすっかり固くなってしまった。
もはや芋虫のように抵抗しても無駄。
俺を押さえつけながらトランクスをずらすリサの目の前で、
ペニスが無防備に揺れている。
「くあああああ!!」
きゅっ♪
「早くしないとイかせちゃうよ?」
リサの指がペニスにしっかりと絡みつく。
窮屈な姿勢だけど快感だけはしっかりと伝わってくる。
ツツツー・・・
何かが俺の尻の表面をなぞる。
とんでもなくエロい気持ちにさせられる。
「丸見えのお尻の穴・・・舐めてあげる」
「んあっ!!」
リサの舌先が俺の恥ずかしいところに到達しようとしているのか!
無駄だとわかっていても再び体をくねらせる俺。
「舌先を刺してみようかな?どんな味するんだろうね♪」
レロ・・・
普段は空気にさえ触れないような場所を這い回るリサの舌先。
ほんの少し触れただけでゾワゾワした快感が俺の背筋を走った。
きゅぷっ
今度は玉袋が何かに包まれる感じ・・・すごく暖かくて思わず脱力してしまう。
「ンむっ、はむっ・・・んふふふふふ〜」
「はぁ・・・はぁ!」
リサの小さな口の中でコロコロされるだけで抵抗力が溶かされてしまいそうだった。
それだけでなく、時折舌先で敏感なすぼまりを刺激してくる。
その行為を何度か繰り返した後、リサは亀頭を指先で優しく包み込んできた!
「うあっ!!」
自分としては体を跳ね上げたつもりだったが、力がまったく入らない。
「もうクタクタになっちゃったね?」
俺を抱きしめながら、ニヤリとリサは微笑んだ。
再び無防備なままの俺の股間に顔を沈めてくる。
「はううううぅぅ!!!」
「タマタマの筋のところもペロンしてあげるね」
レロ・・・
舌先を硬く保ったまま、リサは何度も玉袋を刺激してくる。
はじめはすごく鈍い感覚だったのに、今はもうすっかり敏感にされてしまった。
さらに亀頭を包み込む指先はウネウネと絶え間なく蠢いている。
「アタシの指先も気持ちいいでしょ」
リサの指先は彼女の口調とは違ってあまりにも優しく、ペニスに対して一切の抵抗を許さない。
おれはだらしなくガマン汁を垂れ流していた。
(なんでこんなにヌルヌルにされちゃうんだ・・・ああぁぁ・・・)
この体勢だとその様子を見ることはできなかったが、
まるでイソギンチャクのような触手に弄ばれているような錯覚に陥った。
「先っぽよりも真ん中へんがカンジちゃう?」
指先の動きが変わる。
細い指先が棹を扱くように、亀頭の真ん中だけをシコシコと刺激してきた!
(あ、ああぁぁ・・・そこは!!)
性感帯を熟知しているかのようなピンポイント攻撃に、俺の体が跳ね上がる。
「ヌルヌルの指でコチョコチョされるとたまらないよね〜」
さらに先端部分を親指と人差し指でいじりまくるリサ。
この動きは直接見ていなくてもわかる。
俺はいつもこの技を食らうと身動きが取れなくなってしまうのだ・・・
「さっきアタシに乱暴したから、今日は徹底的にいじめちゃう」
ネチョネチョと淫らな音を立てながら、いじわるに微笑むリサ。
「おにいちゃんって本当はアタシにかまってほしいんでしょ?」
「ふざけるな・・・そんなわけない・・・っ!」
「んふふ〜、そんなこといってもダメよぉ。だって・・・」
クチュクチュクチュクチュッ
「くはあああああああぁぁ!!」
「こ〜んなに恥ずかしい声出してるよ?このコ・・・」
小悪魔のような指が一瞬だけ激しく動いた。
そのおかげで、一気に射精しかけてしまった。
「くすくすくすっ」
大きな波が寄せた後の余韻で痺れ続ける俺を見て喜ぶリサ。
「おちんちんばかり気にしてると〜」
ジンジン痺れるペニスを解放して、再び腰を抱え込んできた!
忘れかけていた感覚が俺のアナルを捉える!!
「こっちがガラ空きよ?おにいちゃん」
レロ・・・
「ふあああああぁぁ!!そこはダメだあああ」
「うふふふ〜〜」
恥も外聞もなく、イタズラっぽく俺を責め続けるリサ。
その真っ赤な舌先に何度も何度も悶え狂う。
(だめだ・・・おかしくされちゃう!!)
さっきよりもじっくりと俺を責め嬲る動きは、もはや勝利を確信した余裕なのだろう。
「ほらっ、今度は先っぽがお留守よぉ〜」
「うあああああ!!!」
さらに優しい手つきで亀頭を包み込み、じんわりと圧力を加えてくる。
包まれた指先の中で一体どれだけの粘液が搾られたのだろう・・・
「そろそろ飽きた。両方責めたげる♪」
「えっ!!」
リサはぐぐっと俺の体を引き寄せると、今まで以上に脚を大きく開かせた。
「ば、ばか!恥ずかしいだろ!!」
「もう手遅れよ、おにいちゃん。」
レロレロレロレロ・・・シュコシュコシュコシュコ♪
あまりにも滑らかにすべる指先と、体の芯に届くほど熱い舌先。
「ぐああああああああ!!!」
「す〜り、す〜り・・・」
優しく交互に手をすり合わせるように理沙の手コキは続き、
アナル愛撫によって俺はますます脱力させられた。
もうダメだ・・・・・・こいつのエロさは男をだめにする・・・!!
「トドメは雑巾しぼり〜〜〜〜」
ヌルヌルの手が少しきつめに俺自身を搾り始めた。
なすすべもなく彼女の手の中で歓喜の涙を流し続けるペニス。
「先っぽにもキスしちゃうう♪」
足首に巻いていたタオルの拘束を外されると、俺の両足が床に横たえられた。
もはや抵抗する気力もないところで、リサの唇が亀頭を包み込んできた!
「リ、リサ!ちょっと待てー、出ちゃううううぅぅぅぅ!!!」
おれは身悶えしながら最後の抵抗をした。
だがもはや蓄えられた精液は放出するときを待つばかりで、俺の意思など関係無しに腰が震え始めた。
「!!!!!」
リサの唇の中で、俺はとうとう降参した。
何度も何度も放出し、勢いがなくなったところでリサの舌先がネロネロとおかわりをねだってくる。
そのリクエストに応えるように再び勢いを取り戻す俺のペニス。
いわゆるイキっぱなしの状態を強いられ、俺の下半身の自由は完全にリサに奪われてしまった。
「も、もう・・・いい・・・」
「そろそろ目、覚めたでしょ?」
目が覚めるはずはなかった。
徹底的に焦らされたあとの射精が俺の体力を根こそぎ奪い去ったのだ。
にっこりと微笑むリサを見ながら、俺は静かに気絶した。
少し落ち着きを取り戻してから、俺はリサの前に座らされた。
もちろん俺は正座で、彼女は仁王立ちだ。
「もう一回聞いたげる」
「ちっ・・・」
「おにいちゃん、アタシにいうことあるんじゃない?」
フンス、と胸を反らせて威張るリサに対して俺は頭を下げるしかなかった。
「勝手にリサの部屋で昼寝してごめんなさい・・・」
「わかればいいのよ、おにいちゃん!」
不満顔から一転してニカッと笑うリサの顔は、なかなか可愛かった。
【おしまい】
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