2.上四方固め (タローさんより)
投げつけられ、仰向けになってしまった俺の顔の真上には、上下逆様の態勢となった理奈の乳が目前にまで迫り……むぎゅっと柔らかい乳房が胴着越しに押し付けられてしまった!
固く真新しい胴着の匂いと、その向こう側にある未成熟な少女の甘い果実のような匂いが汗と交じり合って、初々しいフェロモンを漂わせてくる……
「あら? ……ふふっ、やっぱりね」
理奈がイタズラっぽく笑って言った。
「おちんちん、勃起してきたわよ」
「!」
「強がってたくせにぃ最初っから、あたしに押さえ込まれたかったんだ??」
「ふぃ、ふぃあ……っ!」
違うと言いたいのに、抵抗する意志が柔らかいおっぱいの感触と甘い匂いに蕩けさせられ、胴着の下のペニスが窮屈なほどにギシギシと固くなってしまう……
「……ふふっ。息が荒いわよ? 興奮してきちゃった??」
理沙は、甘い声で上から囁いてくる。
「あなたのおちんちん……勃起してきてる、ここから見てて分かっちゃうよ?? でもいいのかなぁ? このままだと負けちゃうわよ?」
そ、そうだ。今の姿勢はまさに上四方固め――
顔を上からおっぱ……いや、胸で押さえ込まれ、脇の下に俺の腕が挟みこまれて帯を取られている。このままではまた……っ!
た、立たなきゃ……で、でも……
「抜けないの? ふふっ。こっちは別の意味でヌけちゃいそうなのに」
ふっ……ふっわぁ……!?
理沙は上体を上げ下げして、大きくてふわふわなおっぱいを顔に何度も押し付け、可愛らしくも淫靡に挑発してくる……!
「ねえ、ほらぁ。抵抗して見せてなさいよぉ。手加減してあげるから、頑張れば簡単に返せるはずよ? 腕を抜いて、ひっくり返して、あたしのこと負かして見せて……ふふっ」
ふっ……ふぐぅ……
理沙の挑発に答えるために、上体を起こそうとしても――
ふよんっ♪ ふよんっ♪
最大の――柔らかい乳房の壁が、俺の立ち上がろうという決意を鈍らせ、ずっとこの心地良いぬくもりに包まれていたいと思ってしまう……
「ふふっ……あっきれた。あなた、技を返したいんじゃなくて、あたしのおっぱいに包まれたいだけじゃない」
くすくす笑いながら、優しくたしなめるように言葉で責めてくる。
「ねぇ、勝ちたくない? 柔道久しぶりのあたしに、全国選手が負けたくないでしょ? 負けちゃったら、恥ずかしくて仕方ないわよ?」
もはや、おっぱいの虜となってしまった俺を包み込むように、理沙はわざとらしく挑発――反抗する気がないと確信した上で――してくる。
「それでもおっぱいにぱふぱふされて負けちゃいたいの? それくらい、あたしのおっぱいが気持ちいいの? ……ふふっ。ヘンタイ」
ふよんっ♪ ふよんっ♪
優しい言葉責めと甘く柔らかいおっぱいの感触に、克己心がどんどんと失われていく……勝ちたいという思いがどんどんとろけ、ペニスはどんどんと勃起していく……
「分かってるの? あなたは負けるのよ? 今まで頑張ってきたこと全部、あたしのおっぱいに否定されるの。一番重要なはずの柔道家としての精神って奴が、あたしにおっぱいでぱふぱふされるだけで崩れちゃうのよ」
理沙は、怪しく囁くように言った。
「胴着に染みが出来てきちゃったね。あたしのおっぱいでぱふぱふされて、我慢汁出てきちゃったんだ……窮屈で仕方ないね? 最後はスッキリして負けたいよね? ふふっ……武士の情けよ。一回解いて、直接触ってあげよっか? ふふっ。エロビみたいにあたしのおっぱいで挟んで、どぴゅっ!
と……」
彼女の言葉を最後に、我慢していた俺のペニスは――
一度も触れられることなく、射精してしまった……
「……あーあ。こんなに出しちゃって……パイズリでもないのに、ぱふぱふであんなに溜まっちゃうなんて、あなた、童貞だったの? それともそんなにおっぱいが好きだったの?」
呆れたように、彼女は言葉で責めてくる……
だが俺はたった一度の射精なのに体中から力が抜けて……しかもおっぱいの感触と匂いの幸福感に包まれて……目蓋が、重い。
「あらら、落ちちゃったみたいね。だらしないの……」
そういう理奈の声に、少しだけ優しい響きがあったような気がしたのは……気のせいだろう。
END
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