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「でもその前に〜」

にゅぽんっ・・・!

舞ちゃんは深々と突き刺さっていたペニスをいったん引き抜いた。

「んはぁっ!!」

熱い膣内に閉じ込められていたペニスがひんやりとした空気に包まれた。
もはや陥落寸前といったように、ヒクンヒクンと脈を打ち続けている・・・

ヌルヌルしながらも名器のザラつきをたっぷりと刻み込まれた。
さっきの引き抜きに伴う刺激だけでも射精してもおかしくなかった。

「きゃはっ、かわい〜〜♪」

「な、なにを・・・?」

「上のお口でおちんちんの味を見てあげるの」

ぷちゅっ♪

外気に触れて少し落ち着いたペニスを柔らかく握ると、舞ちゃんは優しいキスをしてきた。
小さな舌先が亀頭をツンツンした後、裏筋の部分にスライドしてきた。

「あっ、そこ!」

「ここ感じちゃう?お兄ちゃん・・・ぴちゅっ・・・」

柔らかい舌先を少し尖らせて、舞ちゃんは上目遣いで僕を見ながらフェラを続けている。
ぱっくりと咥えられたらそのままイってしまいそうだが、これくらいなら・・・

「これくらいなら我慢できると思う?お兄ちゃん」

「えっ!?」

急に舌使いが変わった!
僕の心の隙というか、余裕を感じ取った舞ちゃんの表情が少し淫らになった気がした。

「おちんちんの弱いところ、舞が見つけてあげるぅ」

様子見程度の刺激だったフェラに、射精を導くための動きが加わった。
ペロペロと下から上に舐めあげる動きがピタリと止まる。

「きっとここね、うふふっ♪」

ピチャピチャピチャピチャ・・・

何気なく同じところをなぞる舞ちゃんの小さな舌先。
はじめの数秒間は何も感じなかったが、

「えっ、ちょ・・・ああぁぁ!!」

「そろそろヒットしたかな?」

的確に僕のウィークポイントをあぶりだしてきた!
猫のようにざらついた舌先でしつこく舐められているだけでこんなに・・・
普段ならディープスロートでも耐え切れる僕だったが、今日は違った。

レロレロレロレロ・・・

「へっ、あひっ、うっ、ああああ!!!」

あくまでも優しい舌使いだが、この上なく凶悪な刺激。
絶妙な舌技の前に腰がカクカクと震えだす。
自分の意識が抑えきれないほどに舞ちゃんのフェラに狂わされてしまう!
ここで舌先だけじゃなく、棹を優しくしごかれたなら僕は一瞬で射精してしまっただろう。

「これ以上やるとイっちゃう?もうだめ?」



ブンブン激しく首を縦に振る僕を見て、舞ちゃんのフェラが完全に一時停止する。
そして再び騎乗位の体勢になる。
今のフェラテクのせいで、体中を駆け巡る快感に僕は全身をヒクヒクさせてしまう!

「もうカチカチだね。今度こそ覚悟してネ。」

硬さを確かめるようにペニスをきゅきゅっと握り締める舞ちゃん。

「舞の下のお口で最後の一滴まで、ちゅるちゅる吸い出しちゃうから」

くそっ……これまでか……。
ステータスが33%アップしているとはいえ、自分より年下の女の子によってイかされてしまうなんて……。
歯を食いしばり、必死で快感を抑えようとする。
けれども、歯止めの効かなくなった僕の身体がそれを許さなかった。

「もうイきたくてイきたくてしょうがないんだぁ……エッチなお兄ちゃん」

こんなところであっさりやられるわけにはいかないっ!!
僕は気力を振り絞りガバッと上半身を起こすと、舞ちゃんの背中に両手を回しぎゅっと抱きしめた。
そして、

「うわあああああっ!」
雄叫びを上げて舞ちゃんのマンコを突き上げる。

「えっ!? ウソおぉぉっ!?」

僕の突然の反撃に、舞ちゃんが目を丸くする。

「すごいよぉ!まだこんな力が残ってたなんてっ!?」

「ああああああっ!」

がむしゃらに小さな身体を突き上げまくる。

「アアンッ! 舞の奥に当たってるぅっ!」
初めて舞ちゃんが上ずった嬌声を上げる。

ここか! とうとう彼女の急所を探り当てたんだ!

「だめだめだめぇ!!キャァァァァッ!」

舞ちゃんが背中に爪を立ててくる。
僕はここが勝機とばかりに、無我夢中で彼女のマンコを突き上げまくった。

「ひんっ! アアァァンッ!」

「おああああああっ!」

舞ちゃんの嬌声とともに、僕のペニスも限界点に達しようとしていく。
まだか、まだイかないのかっ。早くイってくれっ!
でないと……こっちがイってしまうっ!
焦る気持ちを必死で抑え、僕はピストンを繰り返す。

そのときだった。

「ふふ……うふふふふっ」

舞ちゃんが不敵に笑った。

「ほらほら、がんばってお兄ちゃん。そんなんじゃ、まだまだ舞はイかないよぉ」

平然と言ってのける彼女のセリフに、僕ははっとする。
目をすっと細めた舞ちゃんが、涼しげな顔で僕の瞳をのぞき込んでいた。

(感じていないのか!? そんな……馬鹿なっ!?)

僕は崖から突き落とされたかのようなショックを受け、動きを止めてしまう。
た、確かに、僕の身体が汗にまみれてビショビショになっているのに対して、
彼女は息ひとつ乱しておらず、背中には汗もにじんでいない。
頬がほんの少し紅く染まっているだけだ。

「きゃはっ、舞が本気で感じているかいないかの見分けもつかないのぉ?」

あまりのショックに、その言葉も耳に入らなかった。
小さな胸元にうつむいて、ハアハアと息を荒げてしまう。

「そんなんじゃ鶴姫様にも勝てないよ。えいっ」

舞ちゃんは再び騎乗位の体勢を整えた。
これで僕は3度彼女に押し倒されたことになる。

「それじゃ、次は舞から行くね♪」

彼女はそう言うと、膣内の秘肉をさっきしたように動かしてきた。

きにゅううぅうぅぅぅぅ〜〜〜


「ううっ!」

「さっきよりも気持ちよくしてあげるね。」

そして、ゆっくりと腰のグラインドを開始する。

くいっ、くいっ、くいっ・・・

「うあああっ!」

「どんどん早くしちゃう♪」

くいんっ、くいんっ、くいっ・・・

それぞれが意思を持った生き物のような秘肉の動き。
さらに加えられる強烈なグラインド。
くっ……ペニスが膣の中で溶けてしまいそうだ……。

「お兄ちゃんのおちんちん、私の中で暴れてるぅ。」

舞ちゃんが完全に僕を見下ろしながら囁いてくる。

「セイシを出して楽になりたいのに我慢してるから怒ってるよぉ。ほらぁ」

クプクプッ、クチョッ、クチョ、キュプッ!

「あがっ……ううううっ!」

「本当はもうドピュドピュしたいんだよねぇ?」

僕を圧倒するその快感に、もはや何も考えることができない。

「もう我慢できないよね? お兄ちゃんは我慢できなくてイっちゃうんだよね。」

心なしか舞ちゃんの吐息が荒くなってきた。
だが、いまさらもう遅い。
このままでは僕のほうが・・・

「舞より年上なのに、エッチで我慢できなくて負けちゃうんだよね?」

年下の舞ちゃんに手も足も出ないまま絶頂させられてしまう。
それは男にとって屈辱でしかないのに・・・僕は心のどこかでそれを望んでしまっている。

「はっずかしー・・・クスクスクス」

目の前が真っ白になっていく。
僕の中で何かがはじけ飛ぶのがわかった!

(ああああぁぁぁ・・・)

どこまでも身体が浮き上がっていくような、それでいて深い闇の中に落ちていくような不思議な感覚に包まれた。

「ほら、もう・・・舞の中で・・・イって!」

クキュウウゥウゥゥゥゥ!!!!

腰を緩やかに上下させながら、舞ちゃんはひときわ強く膣を締め上げた。
その瞬間、

どっぴゅうう、どぴゅどぴゅどぴゅー!!!!

「きゃんっ♪」

僕は声も出せないほど身体を張り詰めさせ、舞ちゃんの中に思いっきり精を吐き出していた。
ほんの十秒程度の時間が永遠に感じるほどに僕は意識が薄れていくのを感じた・・・

ビクンビクンと脈打つ僕が落ち着くのを見てから、舞ちゃんは優しくキスをしてくれた。



「お兄ちゃん、サイコーに可愛いからもっともっと搾っちゃうね♪」

BFタイムが終了するまでさらに何回も僕は舞ちゃんに搾り取られたのだった。








お店からの帰り道。
僕は淫魔から散々なじられた。

「本当に情けないヤツだな!」

「面目ない・・・」

淫魔が勝ち取った両手一杯の景品。
それを抱えさせられる僕。

「とりあえずこれでも食え!」

しょんぼりしている僕に向かって淫魔が何かくれた。
ひょいっと投げられたそれを口でキャッチする。
ほんのりした甘さが口に広がった。

「ん・・・おいしい」

「私はこの雛あられが気に入った。来年もひな祭りに参加しよう」

気分上々といった様子で歩く淫魔を見て、僕はとりあえず来年こそは舞ちゃんに勝ってやろうと誓った。



おしまい








【おにいちゃんたちにおしらせ】 ひめまつりがゲームになったよ!



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