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僕の腰は彼女の指先に踊らされていた。

ガクガクと震える膝。しかし魔力のせいで座り込むこともできない!



「うあ、んああっ!」

「そらそら・・・もっと気持ちよくしてやるぞ」


僕の表情を見て、あごの辺りに軽くキスをしてきた!

シコシコされるたびに、体中の神経が射精させてと訴えかけてくる!


「イ、イくー、あっ、あああ・・・だ、出せない!」

「ふふっ、慌てるな。」


くちゅくちゅくちゅくちゅ・・・

規則正しく彼女の指で揉まれるペニス。

射精したいのに・・・僕の意思に反していつまでも射精感がやってこない!?



「ちゃんと私と契約するか?」

「そんなこと・・・」

「ふむ、まだ抗うか。・・・心をきっちり折ってやる。」

彼女は空中で素早く印を結んだ。

すると急に僕の手足に力がまったく入らなくなって・・・

「あっ、く、くそっ・・・なんで!?」

「ほら、大の字にしてやったぞ。」

何らかの力で押さえつけられているかのように、僕はベッドに大の字に縛り付けられた!

彼女の手のひらから遠ざかったおかげでペニスは若干落ち着きを取り戻そうとしていた。
だが、次の瞬間彼女は僕の両足首を持ち上げた。

さらに彼女の右足が僕の股間をぐにっと踏む。

「な、なにを・・・」

「さあ、存分に悶えてもらおうか!」

この体勢は・・・まさか!まさかー!!

ぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐに♪

「ぎゃああああぁぁぁぁ!!!やめっ、おああああぁ!!」

やはりこれは電気アンマ。

身体をひねろうにも動きが封じられている!!

「ふふふふ・・・はははっははああ!!」

とても楽しそうに足をぐにぐに動かす彼女。

「ぎひっ、ふぁめっ、くっ」

言葉を出すこともままならないまま、僕はなぜかイきそうになってしまった。

ペニスに響く直接的な振動。それにより物理的な刺激。

大事な部分を足で踏まれる屈辱・・・それも可愛らしい女性に。

なぜ快感で身体がしびれているのかもわからぬまま追い詰められる。

ひとつだけいえるのは、ここでイってしまったら負けだということだ!

「ぐぎぎぎぎ!!」

「ほう、いい顔をする・・・ではこれならどうだ?」

僕が耐え切ろうとする意思を見せたとたんに、彼女は足の動きをガラッと変えてきた。

くにゅっ、くにっ・・・くにゅくにゅくにゅ・・・

「ん・・・あっ、あああ!!!」

さっきよりもゆっくり足は動いている。

にもかかわらず快感の度合いだけが大きく跳ね上がっている。


「優しく足でクニクニされるとどうだ?」

心なしか彼女の表情も優しい。

不覚にもペニスからはドクドクとガマン汁が流れ、止めることができない!

足指で器用にペニスの先端を撫で回されたり、両足で挟まれてシコシコされる。

じわじわと快感が身体にしみこんでくる。


「は、むぐっ・・・な、そんなっ」

「ほら、気持ちいいといってみろ?」

言われるまでもなく自然に口が動きそうになった。

気持ちいい、と・・・この優しい刺激には服従してしまいそうになる。

そんな葛藤をする僕を見ながら、容赦なく彼女は淫らな足の動きを繰り返す。



「あんまり長引かせても可哀想かな」

「えっ?」

僕を見下ろしていた彼女が、すとんと腰を落とした。

大の字になった僕にまたがり、太ももでペニスを挟み込む。


「あっ・・・」

ふにゅっ!


「お前を一瞬だけ、快楽地獄に落としてやる。」

「な、なにを・・・んんん!!!」

ぷちゅっ♪

ペニスがすべすべの太ももに挟まれたのと、僕の唇がふさがれたのが同時だった。

ほっそりとしているのに弾力がある彼女の太ももの間で快感の悲鳴を上げるペニス。

奪われた唇に送り込まれる甘い吐息。さらに挿入される舌先。

どちらも僕を魅了するのに十分すぎる威力だった。


ぴちゅっ、くちゅくちゅっ、レロ・・・

決して逃げられない熱いキスと優しい拘束。

キスをされながらの生殺しスマタに僕は悶絶した!



(イきたい!イきたいイきたい・・・のに・・・いいいあぁぁ!!)

必死で腰を動かそうとしても無駄に終わる。

キスをされ続け、意識もぼんやりしてきた・・・


でもイきたい!

彼女の身体にブチまけたい!

本気でそう念じたときだった・・・


「フフフッ」

すっと離れる彼女の唇。

相変わらず勝ち誇ったような笑みを浮かべている。


「・・・さて、もう一度だけ聞くが」

「けけけ契約っ! す、するっ!するから早くー!!」

必死の形相をする僕を見て、彼女は満足そうだった。


「よし、では契約成立だな。」


彼女がパチンと指を鳴らす。

僕は自分の意思とは無関係に立ち上がった。

そのままクルリと背を向けると、僕のペニスは背後から柔らかい両手で包み込まれた。


「可愛い声で鳴かせてやるからな」

棹の部分を薬指と小指でふんわりと握り、はみ出した亀頭の部分を残りの指がまるでクモのように這い回る!


クニュクニュクニュクニュッ

ピチュッ、ピチュピチャピチャピチャ・・・


「ふあああぁぁ!!な、なにを・・・ふああああ!!」

身体をよじっても逃がせない快感。

こんなテクニックを味わったことはなかった。


「亀頭だけでイかせてやる。」

ぷくっと僕の先端が膨れ上がり、ジュワッと白い液が滲み出してきた。

だ、だめだもう・・・


「じっくりと快感を身体に刻んでやるからな。・・・さぁ、イけ。」

ドプッドプドピュピュピュピュー!!!



人生で一番長い射精。

声を出すこともできず、その快感に酔わされる・・・

僕の目の前が真っ白になって、そのまま意識が薄れていく・・・



「どうだ? 私のこと、気に入ってくれたか」

意識を取り戻した僕の前で、彼女は微笑んでいた。


「う、うん・・・すごい・・・こんなの初めてだよ」

「ふふっ、今夜からずっといっしょだぞ。」


再び彼女は僕に手のひらを見せてくれた。

そこには先ほど浮かんでいた仮契約のマークの中に、僕の名前が・・・


「よ、よろしく・・・」


夢の中で出会った悪魔と同居。

それでも彼女みたいな可愛いこといっしょなら、僕はそれでもいいと思った。






END

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