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「次はあなたのターンよ?」

「ちょ、ちょっとまって……」

片膝を着いて立ち上がろうとする遊戯だったが、足腰が立たない。

先ほどまで行われていたブラックマジシャンガールによる「誘惑」のせいで思考がまとまらない!

一分以内に自分のターンを宣告しなければ相手にダメージを与えることはできない。







「はい、時間切れよ」

「!!!」

呼吸を整えている間に遊戯のターン&ドローの時間が過ぎ去ってしまった。

一定時間の経過は戦意の喪失、もしくは攻撃機会の放棄とみなされる。

カードデュエリストなら誰でも知っている掟。

「そんなっ!僕はまだ……」

「私のターンね」

ようやく立ち上がった遊戯に対して冷ややかな視線を浴びせるアンズ。

アンズは引き当てた一枚のカードを見て小さく微笑んだ。


「魔法カード発動!」

彼女が場に出したカード、それは『ヴィーナスの微笑み』だった。

女性モンスターのみに効果が発揮されるそのカードは、対象の攻撃力を十分の一に下げる。

その代わり、先ほど放った特殊魔法『美少女の誘惑』を永続することができる!!


「あ、あああぁ!!!」

「これでもうあなたのターンはこない。そしてさらに伏せカードをオープン!」

アンズの宣告によって開かれたカードは『増殖』と『融合』だった。

遊戯の前に浮かんでいるブラックマジシャンガールの数が一気に10体に増えた!

そしてさらに……


「ここからは私もあなたの相手をしてあげる」


画像:ライコスさん


なんとブラックマジシャンガールの顔がアンズに変わった!!

彼女は融合の魔法効果で、自分自身とブラックマジシャンガールを掛け合わせたのだ。

「今度はちゃんと……触ってあげるからね?」

「ア、アンズ!」

ブラックマジシャンガールの愛らしい雰囲気と、密かに想いを寄せていたアンズの融合体。
二人の魅力的な女性が遊戯の前でクスクスと笑っている。

アンズはゆっくりと遊戯の肩に手を置くと静かに宣言した。


「いっくよぉ〜、ブラックマジック☆」

ドババババババババ!

彼女の手から流し込まれた黒魔術の効果で、遊戯の体中に電撃が走る。
指先でドローしかけていた遊戯のカードが床に落ちた。


「ぐあああああああ!!!」

「遊戯、ここからは私が……いえ、私たちがあなたに魔法をかけてあげる」


電撃によって脱力した遊戯を優しく抱きかかえるアンズ。

10体に増えたマジシャンガールたちは、協力して遊戯の体をやんわりと押さえつけた。


「動いちゃだめー」

「こちょこちょしてあげようか?」

「あたしもキスしたーい!」


その可愛らしい声だけでも遊戯を興奮させる立派な武器だ。

リーダー格であるアンズの顔をしたマジシャンガールは何度も彼の唇を奪い、キスを重ねる。

その間に体を押さえているマジシャンガールたちは、クスクス笑いながら手のひらや太ももで遊戯を愛撫している。


「太ももスベスベでしょ? きれいになる魔法をかけてるんだよぉ!」

「手のひらでおちんちんシコシコしちゃってもいい? いいよね?」

「だめよー! あたしが先だもん」

それぞれが独自の意思を持っているかのように、遊戯の目の前で繰り広げられる美少女たちの宴。
これも特殊魔法カードの効果なのだろうか。


(僕の闘志がどんどん吸い取られていく……)

身動きできない状況での美女たちの愛撫は、遊戯の体から戦う意思を見事に奪い去った。

マジシャンガールたちは遊戯の体を弄びながらも彼に囁きかけた。


「気持ちよすぎて苦しい?」


「ううん、もっと気持ちよくしてあげようよ」


「そうだよ。ここからが本番なんだから!」


「もっといっぱい魔法をかけちゃおう♪」


「決して解けることのない魅惑の魔法を、ね」


「遊戯、大好きなマジシャンガールに囲まれて幸せいっぱいだね」

「ううっ、すごい……はうっ!!」

マジシャンガールの幻影にまぎれて、たまに遊戯の大事な部分をアンズの指先がそっと撫でる。
ほんの少し触れるだけでビクビクと痙攣する少年の体を容赦なく蝕む甘美なトラップ。

「お願い!アンズ、やめて……」

「どうしよっかなぁ〜〜」

アンズの快感攻撃の前に、彼はもはや理性を保つことが出来なかった。

「かわいい〜、震えてるぅ♪」

「もっといっぱいイジめたい!」

「でもその前にやることがあるよね」

「ライフポイントをゼロにしてあげないと罰ゲームにならないもんね」

魔法カードの効果で攻撃力が激減したマジシャンガールたち。
しかし増殖の魔法効果のおかげでその人数は普段の十倍だ。

「じゃあみんなでジワジワと」

「ライフを削っちゃいましょ? フフフッ」

アンズを含む十人のマジシャンガールたちがいっせいに攻撃魔法を唱え始めた!

「いくよぉ〜」

「せーのっ!」

「「「「ブラックバーニング♪」」」」

魔法少女たちの掛け声とともにまばゆい光が遊戯を包み込んだ。

「うわああああああぁぁ!!!」

そしてプレイヤーへの直接攻撃の結果、遊戯の敗北が確定した!


「「「 じゃあここからは罰ゲーム!! 」」」

いっせいに遊戯を指差しながらウインクをする少女たち。
マジシャンガールたちは遊戯の手足を押さえ込んだ。

闇のゲームの結末は勝者から敗者への罰ゲームだ。

「女の子に負けちゃう弱〜い遊戯には……」

クスクス笑いながら彼を見つめるアンズの声。
それにかぶせるように数人のマジシャンガールが微笑んだ。

「あたしたちが順番で輪姦(まわ)してあげる♪」

「手足をしっかり押さえちゃおう!」

「このコにもよく見えるように上半身も起こしてあげる?」

遊戯の手足にぴったりと取り付く4人のマジシャンガール。
未だに魔法の効果が切れない古城跡のフィールドで、大の字に押さえつけられる遊戯。

さらに5人目の少女が膝枕をするように彼を押さえつけた!

「これでもう逃げられないね?」

「かわいそ〜〜」

残りのマジシャンガールたちは楽しそうな表情で遊戯を眺めている。
これから始まる少女たちのイタズラに、遊戯は期待と不安の入り混じった気持ちになっていた。

(うああぁぁ……くそっ、僕の力じゃ振りほどけない!!)

手足に力を入れても少しも動かない。
相手が少女とはいえ、5人がかりで抑えられては何も出来ないのが当然である。

「なんか逃げようとしてるよー!」

「もっと人数増やして抑えよう?」

さらに二人のマジシャンガールが彼に近づいてきた。
そのうちの一人が遊戯の顔をまたいで、ゆっくりと腰を下ろしてきた!

「や、やめっ……んんううううう!!」

彼の顔の上にぺたんと座るマジシャンガール。
しばらくの間、遊戯は彼女の股間に強制的に顔を埋められてしまった。

(なんだかいい匂いがする……)

マジシャンガールに顔面騎乗されながら、遊戯はぼんやりとそんなことを感じていた。

「幻影に犯されて興奮しちゃってるんだ?」

「うぐううっ!!」

これは本当に幻影なのか?
今の自分が感じているしっとりとした肌の感触や甘酸っぱい香りはバーチャルな感じがしない。
遊戯は不思議な気分になっていた。

(遊戯、虚構と現実の区別、つかなくしてあげる……)

実際に跨ってきたのはマジシャンガールに扮したアンズだった!

「もっと魔法をかけてあげる。いっぱい感じてね」

しばらくの間、遊戯の顔に自分の秘所を擦り付けて快楽をむさぼるアンズ。
知らず知らずのうちに遊戯の股間は今までにないほど膨らみきっていた!




「ぐああぁ、離して!」

「こんなに硬くしちゃって。これもデュエリストの意地ってヤツ?」

すっかり膨らんだ遊戯の股間をピンピンと指先で弾く。
鋭い刺激にもがく彼を複数のマジシャンガールが押さえ込んでいる。

「動いちゃだめだよぉ〜」

「もうっ♪ キスしちゃうゾ?」

それでも彼女たちの拘束は緩むことはなかった。
さらにアンズの指が彼のズボンを引き釣り下ろそうとしてきた!

「アンズ! だめ、そこだけは!!」

「敗者に拒否権はないわ、遊戯……」

ほどなくしてむき出しになる遊戯のペニス。
すでに天を仰ぎ、切なく震えながら透明な雫をしたたらせていた。

「はずかしいよ!」

「そうだね。じゃあ、今から 犯 し て あ げ る♪」

一瞬だけ遊戯を優しく見つめると、アンズはゆっくりと腰を沈めてきた!

ずにゅうううううううううぅぅぅぅ〜〜


この頃の女子の発育は男子などよりも数段に進んでいる。
アンズも例外ではなく、すでにオンナとして成熟し始めていた。

「ぐっ、ああああああ!!あついっ!!」

まだ剥けきってないペニスを優しく包み込むように、出したり入れたりを繰り返しながら遊戯を犯すアンズ。
2分近い時間をかけて、彼自身をぱっくりと飲み込んでしまった。

「ふ、ふふっ……全部食べちゃった」

「うあああ、あああぁ」

「あなたの大事なトコロ、なかなかいい感じよ」

童貞喪失の精神的な打撃と、現実に股間に広がる甘い痺れ。
さらにそれを見つめるマジシャンガールたち……
痛みと快感、そして羞恥責めの連続コンボ。

「私の中でピクンピクンしてる……えいっ、えいっ♪」

アンズが少しおなかに力を入れる度に、膣内でペニスが締め上げられる。

(うああぁっ!! 悔しいのに、気持ちいいよ……!)

しっかりと押さえ込まれた状態での騎乗位。
そしてアンズの笑顔。
あっというまに遊戯の男としてのプライドが粉々にされてしまった。
もはや抵抗する気力もなくなった遊戯は、容赦なく浴びせられる快感に悶えるだけだった。

「足腰立たなくして、私の言いなりにしてあげるね」

「アンズ……お願い、やめて」

体は動かなくても、まだ心だけは抵抗を続ける遊戯。
そんな彼にトドメをさすような一言をアンズはさらりと言いのけた。

「遊戯、ずっと私のこと好きだったでしょ?」

「!!」

「バレバレだよ?」

膣を締め上げたまま、アンズは少し腰を浮かせた。
そして前後左右に激しく腰を振り始める!

「ほらほらほらぁ〜♪」

「あっ、だめ!でちゃうううぅぅ……」

「まだ出しちゃだめよ?」

戒めるようにひときわ強く締め上げると、遊戯の小さな体がビクンと跳ねた。
自分の中でペニスがさらに硬く太くなったのを感じたアンズは、腰の動きを緩やかにする代わりに上下のピストン運動に切り替える。

「安心して。きっちりイかせてあげる」

ゆっくりと彼女の体が揺れるたびに大事な何かが吸い取られていく。
遊戯は抵抗する気力ごとアンズに全てを捧げてしまいそうだった。

「あなたの心も体も全部奪ってあげる。だからたっぷり出してね?」

彼女の腰の動きがまた変化した。
小刻みに揺さぶるような動きで一気に遊戯を追い詰めるアンズ。

「もう……うわあああぁぁぁ!?」

「いいよっ! 出して、遊戯!!」

弓なりに跳ね上がる遊戯の体をしっかり押さえつけながら、アンズはじわじわと膣を締め付けた。
そしてとうとう遊戯の体が大きく痙攣をし始めた。

(アンズに……犯されちゃった……)

密かに思いを寄せていた相手に強制的に搾り取られる屈辱。
だがそんな悔しさも彼女が与えてくれる快感に塗りつぶされてしまう……


幾度も繰り返されるマジシャンガールたちの愛撫。

それは表の遊戯が完全に気を失ってからもしばらく続けられたという。



END

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