「あれっ、なんで揃ってるの!?」
手元のキューブを見ながら驚いている僕の手をふわりと包み込む綾奈さんの手。
(あっ…)
すでに何度もこの店に通っているというのに、触れられるたびに普通に照れてしまう。
むしろ回を重ねたせいで僕はすっかり綾奈さんが好きになっていた。
まるでロボットであることなど忘れてしまうほどに。
実際に彼女の皮膚に当たる特殊シリコンのせいで普通の女性に触れられているのとそれほど変わりない。
健康な男子なら確実に気に入る感触。
このメイドロボ喫茶のコンセプトである「メイドへの軽い恋愛感情」という点は大幅にクリアしているといえよう。
「さすがはご主人様です。私から何かご褒美を差し上げたいのですけどいかがいたしましょう?」
僕は少し考えてから綾奈さんに一枚のリクエストカードを手渡した。
それを見た彼女がいそいそと店の奥から何かを取り出してきた。
何か小さな箱のようなものを自分の首筋に押し当て、スイッチを押した。
ぴっ!
「こんな色でいいのですか?」
小さな電子音と共に彼女の髪が一瞬だけザワザワと波打った。
そしてデフォルトのブラウンから明るいブルーに髪の色が変化した。
「う、うんうん! 最高だよ!!」
髪の色に続いて服も変化する。
ぴったりとした衣装…これも望みどおりのヴィジュアルだ。
僕が望んだ通りの髪の色。あのコスチューム、
さらに僕のリクエストは続く。
「ご主人様にほめられるとうれしいです…」
「ねえ、そのまま無表情になって」
綾奈さんは言われるがままに表情を作る。
僕はあまりの感動に目を丸くして彼女を見つめる。
(おおおっ、たまらない…そっくりだ!!)
しばらくの間彼女は僕に向かってクール視線を送っていた。
「ご主人様、先ほど私のせいで汚れてしまったところを洗浄させていただきます」
「えっ? あああっ!!」
突然動き出す綾奈さん。
僕に跪いて精液でヌルヌルになっているペニスをやわらかく摘み上げた。
「はむっ、じゅる…」
そしてそのまま濃厚なフェラチオ。
ぺろぺろと舐めあげる動作とジュブジュブと奥までくわえ込む動作を交互に繰り返してくる。
ちょうど一段落して落ち着きを取り戻していたペニスはその刺激に素直に反応する。
「ひゃ、あああ!!気持ち良過ぎる〜〜〜」
すぐにカチカチにさせられてしまった僕に容赦なく浴びせられる快感。
「まあ、また汚されてしまわれたのですか。では…ちゅるっ」
繰り返される亀頭愛撫。
自分好みの衣装に身を包んだ彼女を見ているだけで僕は何度も達してしまう。
こうして僕は彼女の「洗浄」が終わるまで耐え切るしかなかった。
足腰がふらふらになったまま店を後にする僕に、綾奈さんはにこやかに言葉を述べた。
「いってらっしゃいませ、ご主人様♪」
おしまい
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