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「……で、何でお前は体操服なんだ?」

「今日はクリスマスだからね!」

ここは奈緒の部屋。
なぜか奈緒のご両親は出かけていて、彼らは二人きりだった。
高ぶった感情をぶつけ合うにはぴったりのシチュエーション。

「答えになってないだろ、それ」

「タカヒロから一杯搾り出してあげるための戦闘服だよ」



その言葉を聞いて、タカヒロはめまいがした。

(なんでこいつそのことを……)

彼は着衣の美少女が大好きだった。

「ホワイトクリスマスにしてあげる……なんちゃって♪」

言葉の意味がわかってるのかどうかは別として、奈緒はやる気満々だ。

「えいっ」

奈緒は思いきってタカヒロの胸に飛び込んでみた!
しっかりと彼女を抱きしめるタカヒロ。

少女の体温と着ているものの柔らかさを感じて、あっという間に股間が膨れ始める。

「まあいい。今日は徹底的にじらしまくってやるよ」

「きゃっ」

抱きしめていた奈緒の体をくるっと180度反対に向けて、乳首を軽く弾いて見せた。

「はぁんっ!」

どうやら奈緒のほうもすでに感度が高まっているようだ。

小さくうめく美少女の声を聞いてから、タカヒロは着ていたシャツを脱ぎ去った。

「タ、タカヒロ……」

頼りなさそうな奈緒の声を聞いたタカヒロが突然彼女の唇を奪った!

「んふぅっ!!」

無理やり振り向かされ、唇を奪われた奈緒が苦しげな声を出す。
タカヒロは左腕を奈緒の体に巻きつけるようにしながら抱きしめ、右の乳首をコリコリと刺激した。
切ない吐息を漏らしながら奈緒がその身をよじらせる。

「ん、ぷはぁ! 逃げられない…」

「逃がさないよ、奈緒。今はお仕置きタイムだ」

タカヒロは2年前に運送屋に就職している。
普段は力仕事をしているせいか非常にたくましい。
スレンダーな奈緒の体をゴツゴツとした指がサワサワと這い回る。

「やめてよぉ……もう私悪いことしてない! ああぁぁ!!」

「そんな顔してもダメだ。覚悟しろ」

「やだぁ……溶けちゃうよぉ」

男に負けたくない願望と同じくらい、実はレイプ願望の強い奈緒である。
だがタカヒロは決して乱暴に奈緒を扱わない。
奈緒が彼と初めて肌を合わせたときから今日まで、それは毎回感じている。

(私、やっぱりタカヒロが大好き……)

学校では奈緒に言い寄ってくる男は、たくさん居る。
しかし彼女は男たちの告白を全て断っている。
相手は勉強が出来る優等生タイプだったり、スポーツ系のさわやかな男だったりいろいろだ。

タカヒロは普通の青年。
ただの幼馴染の年上の男性。
でも、奈緒にとっては特別な男性。

「彼氏様を疑うとはけしからん」

ぼんやりと恍惚感に浸っていた奈緒にタカヒロが囁いてきた。

「あんっ、な、なによぉ!?」

「なんでもない、さ」

タカヒロは指先でスレンダーな奈緒の背中や胸を弄ぶ。
まだ下半身には指先を伸ばさない。
時折首筋や脇の下などもくすぐりながら奈緒を悶絶させる。

「きゃふっ、ちょ、っとぉ! ふああぁぁ……」

両手で優しくバストを揉まれながら、左の耳たぶをかじられた奈緒がビクッと身体を跳ね上げた。

「今の奈緒……もうすぐイっちゃうだろ?」

「くふっ、そんなっ、ことないもんっ」

そう言いつつも、このままねっとりと愛撫され続けたら、イってしまいそうだった。

「ほら、熱くなって、トロトロしたものが流れ出してる」

クチュリ……

(や、やだ。想像しちゃう!)

自然に股間をぎゅっと引き締めてしまう奈緒。
あいかわらずタカヒロの指はおへそより上にある。

「ふふ、せいぜい強がって見せてくれ」

「きゃふ! ああぁっ!!」

悶える奈緒をそのまま後ろに引き倒して、右腕に彼女の頭を乗せる。
腕枕の体勢で右手を握って、ヒクヒクと震える奈緒の股間にタカヒロの左手がそっと伸びた!

「この体勢はダメだよ! ズルいよぉ」

「だって奈緒、すぐにはイかないんだろ?」

ニヤリと笑いながら奈緒の左腕を自分の右わき腹で押さえつける。
モジモジしている奈緒の太ももの間に、タカヒロは左足を差し込んだ。
添い寝の体勢のまま彼女をベッドの上で大の字にしてしまう。

「逃げたかったら逃げてもいいよ?」

「くぅ……んっ! そんなの悔しいじゃんっ」

奈緒が本気になって身をよじれば、タカヒロの拘束から逃げることはできるだろう。
だが彼女がそうしなかったのは、無意識にタカヒロにイかされたいという欲求が膨れ上がったからだ。
さらに言えば欲求不満のまま帰宅したせいもある。

勘違いとはいえ、ジェラシーで一杯になった幼い身体。
高ぶった欲求をぶつける相手に困っている可愛い幼馴染を、自分の手で慰めてやりたいとタカヒロは思った。


「服、全部脱いで」

「ウン……」

奈緒は素直に従った。
ベッドの脇に遠慮がちに脱いだ下着や体操服を置く。

(これで少し俺も落ち着けるな)

体操服を着た奈緒を見ていると無条件で興奮させられてしまう。

(俺はロリコンだろうか?)

とにかく、着衣のほうが奈緒は魅力的に見えた。
だが服を脱がせてしまえばこちらのものだ、とタカヒロは感じていた。
奈緒の甘酸っぱい少女の香りが部屋の中にあふれた。


「今夜の奈緒って本当にエロい。自分から服を脱ぐなんて」

「なっ! だって、タッ、タカヒロが脱げっていうから!!」

「エロ奈緒にはもっとキツイお仕置きが必要だな」

恥ずかしさでしどろもどろの奈緒の体を起こし、長い脚に手をかける。
タカヒロは彼女の股間に顔をうずめた。

「や、やだっ! ヘンタイ!!」

反射的に太ももで彼の顔を挟み込む。

「足、閉じさせないよ?」

しっかりと彼女の足をM字に開いて、舌先をクリトリスに伸ばすタカヒロ。
その様子を見せ付けられた奈緒は次にやってくるであろう快感に備えて沈黙した!

ぺちゅっ

「やっ!あっ、あぁぁぁ……」

思った以上に優しいぬくもりに、奈緒は言葉を失った。
丸見えになっているであろう秘所を丁寧にタカヒロの舌先がなぞりあげたのだ。

ぷちゅっ、れろっ、れろれろれろ…

「はうっ! ひゃんっ……」

小さくうめくのがやっとだった。
彼の舌がクリトリスを優しくつついたかと思えば、今度は膣口に少しだけ舌を挿入してくる。
まったく予想できない快感の連続攻撃。

「うわ、もうグショグショ……奈緒、やっぱりエロいな」

上目遣いで自分を見つめるタカヒロと目が合って、奈緒はさらに感度が高まってしまう。
秘密の繁みにかかる彼の吐息や、時々クリトリスにぶつかる彼の鼻先など、どんな小さなことでも今の奈緒は敏感に感じてしまう。

「い、言わないで。はずかしぃ……」

「まだイくなよ?」

消え入るような奈緒の声を聞いて、隆弘は思いっきり舌を伸ばした。


ずにゅううぅぅぅぅ!!


「はひゃ、ああぁぁ!!」

伸びきった舌先の全てを奈緒の膣口に潜らせ、さらに内部をかき混ぜるタカヒロのテクニックの前に、とうとう奈緒は耐え切れなくなった。



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