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麻衣さんは僕に近づくと、やさしくシャツを脱がせてくれた。

(あっ……!)

思わずビクッと震えてしまった。
きれいにマニキュアを塗った指が乳首をかすめる。
無意識にため息が出てしまう。

「リンくんって感じやすいんだね」

そのまま脇の下から腕を滑らせて、麻衣さんは僕を抱きしめた。
先程の甘い香りが僕の鼻腔をくすぐる。
彼女の10本の指先が背中を這い回りながら時折感じるポイントを刺激してくる。
甘い快感にさらされた僕は気づかなかったが、麻衣さんは指先を動かしながら上目遣いで僕の表情を観察していた。

「あんな挑発的なリクエストは初めてだわ」

その言葉を聞いた僕は、ふと麻衣さんのほうに目をやる。
大きな黒目が僕をジーっと見上げている!
美しい女性に抱きしめられているだけで感じてしまうのに、彼女は心の中まで犯そうとしてくる。
まるで瞳で犯されているみたいで、ペニスがむくむくと膨らんでいく。

「お口のご挨拶がまだだったね」

プチュウゥゥ

そういいながら麻衣さんは僕に唇を重ねてきた。
小さくてつやつやの唇が丁寧に僕の下唇を包み込む。

ピチュ…

チュル、チュプ……

(ううぅ、キスがうまい。この人……)

舌先でチロチロと僕をくすぐり、快感で動けなくする。
麻衣さんは魅惑的なキスをしながら流れるような動作で下着姿になっていた。
肌と肌の密着度が上がり、僕はますます感じさせられてしまう!

「いかが? 私のキスの味……」

僕をゆっくりと解放すると、余裕たっぷりの口調で麻衣さんは微笑んだ。
すでに呼吸を乱されてしまっている僕とは正反対だ。

「あのリクエストどおり、身も心もとろけさせてあげる」

麻衣さんの手が僕の股間に伸びる。
そしてペニスを通過して玉袋をコロコロしはじめた。

「ゆっくりとあなたの体を支配してあげる」

彼女の責めはまだ始まったばかりだった。




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